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久保建英(写真:なかしまだいすけ/アフロ)

久保建英が不可解なベンチスタート レアル・ソシエダから今冬移籍の可能性も

久保建英(写真:なかしまだいすけ/アフロ)
日本代表MF久保建英の今冬移籍が実現する可能性もありえそうだ。

12月21日に行われたラ・リーガ第18節セルタ戦で完敗し7位に沈んでいるソシエダだが、チームの主力である久保がベンチスタートとなるなど不可解な采配がみられた。

過密日程ではないにもかかわらず久保がベンチスタート

前節のラス・パルマス戦が行われたのは12月15日で、今節のセルタ戦まで中5日があった。

さらにセルタ戦は「年内最後の試合」であり、年明けの1月5日までウインターブレイクに入る。

それにも関わらず、久保建英はスタメンではなくベンチスタートとなったのだ。

好不調の波はやや大きいとはいえ、ソシエダのエースともいえる久保がベンチスタート(65分からの出場)だったことにより、「今冬移籍の可能性」も出てきたといえるだろう。

久保のベンチスタートは移籍後のチームを見据えた判断か

久保が怪我をしている(もしくはコンディションを崩している)といった情報もないため、考えられるのは戦術的な理由や今冬の移籍が濃厚になっており久保なしで迎える1月以降のチームを見据えた判断といった可能性が考えられる。

さらに気になるのはアルグアシル監督とキャプテンのオヤルサバルとの関係だ。

セルタ戦の65分に交代でピッチに入る直前、アルグアシル監督は久保に投入後のプレーを身振り手振りを交えて指示していた。

しかし、久保は目を見ることもなく頷くこともなく、レガースを両足につけていた。

このシーンだけ見ても、信頼関係が揺らいでいることが見て取れる。

さらには交代相手であるオヤルサバルとの関係性も気になるところだ。

偶然かもしれないが、オヤルサバルと交代する数秒前に久保はスパイクの紐を結ぶためにしゃがみ込み、交代の瞬間はしゃがみ込みながら軽くオヤルサバルとタッチをするのみだった。

オヤルサバルに関しても久保と目を合わせずにピッチを後にしており、関係性が上手くいっていないことも考えられる。

あくまで推測となるが、これらの状況を踏まえれば今冬の移籍もありえると判断できるだろう。

来夏には高確率で移籍すると考えられている久保だけに、半年早まるといった可能性も十分にありえる。

残留濃厚とされていた久保だけに、その去就に注目が集まる。

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