「CL」ユベントスに敗戦!直近10試合1勝2分7敗の衝撃!マンチェスター・シティに訪れた異変とは
写真:グリーリッシュ(ロイター/アフロ)
12月11日、CLリーグフェイズ第6節「ユベントス対マンチェスター・シティ」の一戦が行われ、2-0でユベントスが勝利した。
シティはこの敗戦で暫定20位に順位を落とした。
ユベントス戦の敗戦で直近の公式戦10試合の勝敗が1勝2分7敗となり、完全に強いシティが影を潜めている。
なぜシティは突然弱体化したのか
2022-2023シーズンにはCLを制し、プレミアリーグでは4連覇中と現代サッカーにおけるチャンピオンチームであるシティが、突如崩壊している。
名将グアルディオラが今季も率いており、CLのリーグフェイズでは順当にノックアウトフェーズ直接進出の8位以内、プレミアでもリバプールやアーセナルと首位争いを演じているはずだった。
しかし現状はCLグループフェーズで暫定20位、プレミアでも首位リバプールに勝ち点差8を付けられチェルシーやアーセナルにも上を行かれ4位となっている。
何よりも公式戦の直近10試合が1勝2分7敗という結果は、驚き以外の何物でもない。
いったいなぜシティはこれほどまでに弱体化したのか?
・ロドリの不在
右膝靱帯損傷の大怪我を負ったロドリの不在は、大きな要因の1つであるといえるだろう。
バロンドールを獲得した現代サッカーナンバーワンのアンカーであり、シティで最も欠かせない選手の1人だからだ。
今季中の復帰は絶望視されているため、冬に代わりとなるアンカーを獲得する必要があるといえるだろう。
・主力の高齢化
運動量や瞬発力が徐々に低下し始めている30歳以上の選手が多くなっているシティでは、ハイライン&ハイプレスが基本となる戦術はなかなか難しいのが現実だ。
主力の半数が30代という状態は、さすがにハイプレスをシーズン最後まで継続させるのには無理があるといえるだろう。
・フォーデンの不調
昨季のリーグMVPであるフォーデンの不調も大きな要因の1つだろう。
苦しい試合にその卓越したテクニックで貴重な得点を奪ってきたフォーデンだが、今季は未だ無得点でありプレーのキレもなくなっている。
果たしてシティはこのまま低迷してしまうのか。
それとも解決策を見出し復調していくのか。
今後のシティに注目だ。
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