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福田師王(写真:森田直樹/アフロスポーツ)

ボルシアMG福田師王の現在地 潜在能力は日本代表の上田綺世&小川航基に匹敵

福田師王(写真:森田直樹/アフロスポーツ)
サッカー日本代表のCFは上田綺世と小川航基の2人が地位を確立し、「どちらがレギュラーとなるか?」が今後の注目ポイントとなっている。

浅野琢磨はハムストリングの負傷により離脱中で、1年ぶりの日本代表でチャンスを得た古橋亨梧と短い時間ながらもチャンスを得た大橋祐紀も大きなインパクトは残せなかった。

「3番手CF」の問題が浮上しているため、福田師王が一気に台頭しチャンスをものにする可能性もあるといえるだろう。

ポテンシャルは上田&小川に匹敵!ボルシアMGのトップチームでの出番を待つ状況

20歳の福田師王は、その高いポテンシャルによって高校時代から注目をされてきた逸材だ。

178㎝とサイズはないが、身体の強さと高い決定力が武器のCFで、現在はボルシアMGのトップチームに所属している。

パリオリンピックのメンバーから外れ、ボルシアMGのセカンドチームに所属していたため、日本代表候補に挙げられることもなかったが、現在はトップチームに所属しベンチ入りする試合も多い。

1月にはトップチームデビューも果たしており、背番号も49番から13番へと変更している。

20歳の日本人選手が古豪であるボルシアMGのトップチームに所属しているだけもすごいことだが、福田は現状に満足しておらず、「トップチームで結果を残すこと」を常に意識しチャンスを窺っている。

まさに「虎視眈々」といった状態だ。

今季のボルシアMGは194㎝のティム・クラインディーンストがCFのレギュラーであり、7得点3アシストと結果を残している。

190㎝のチェコ代表FWトマーシュ・チュバンチャラも在籍しているため、2番手のCFを獲得するのは難しい状況ではあるが、クラインディーンストやチュバンチャラに怪我やコンディション不良などの事態が起きればチャンスは巡ってくる。

もしくは若い選手ゆえドイツ2部などにレンタル移籍をして結果を残し成長してボルシアMGに戻ってくる選択肢もある。

すでに身体も欧州仕様に仕上がり結果が残せる実力があるため、チャンスさえあれば結果を残し一気に日本代表に招集される可能性もあるだろう。

2026年の北中米W杯だけでなく、その4年後の2030W杯を考えれば、1年以内にA代表に招集され経験を積んでいくべきだといえるだろう。

果たして福田は少ないチャンスをものにしてボルシアMGで台頭できるのか、それともレンタル移籍という選択肢を選ぶのか。

今後の動向に注目だ。

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