好調ブライトンが三笘弾で5位浮上!プレミアリーグ「ビッグ6」の牙城を崩せるか
ジョアン・ペドロ(写真:ロイター/アフロ)
ブライトンに大きなチャンスが訪れている。
11月23日に行われたプレミアリーグ第12節のボーンマス戦を2-1で勝利したブライトンは、5位に浮上した。
日本代表MF三笘薫の今季2点目となる得点が決勝点となり、リーグ戦2連勝となった。
今季はリバプールが好調を維持し首位を独走しているが、昨季王者のマンチェスター・シティや昨季2位のアーセナルが不振で2位以下が混戦模様となっている。
大型補強で戦力が充実しているブライトンは、クラブ史上初となるCL出場権獲得も現実的な目標となりつつあるわけだ。
ブライトンにとって今季のプレミアは千載一遇のチャンス
プレミアリーグには「ビッグ6」と呼ばれる強豪クラブが存在する。
マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、アーセナル、リバプール、トッテナムの6クラブだ。
しかし、プレミアの象徴的クラブであったマンチェスター・ユナイテッドは凋落し、今季も12位となっている。
シティとアーセナル、リバプールは現在も優勝争いの常連だが、他のクラブも力を付けており決して楽観視できない。
実際にブライトンはビッグ6のうちの5クラブと拮抗した戦いができるようになってきている。
ユナイテッドが落ちぶれ、シティとアーセナルがかつての勢いを失った今季こそ、ブライトンにとっては千載一遇のチャンスであるといえるだろう。
ジョアン・ペドロの成長と選手層の厚さで2位浮上の可能性も
ブライトンは極端なポゼッションスタイルのデ・ゼルビ監督からバランス重視のハーツラー監督に代わったことで、洗練された戦いができるようになっている。
大型補強によって攻撃的なポジションは十分な選手層となり、今季はELなどの欧州コンペティションへの参加もないことから毎試合ベストに近いコンディションで臨むことができる。
また、ジョアン・ペドロの成長は非常に大きなポイントといえるだろう。
チームが苦しい場面でも独力でチャンスが作れる勝負強さと決定力は、すでに世界屈指と言っても過言ではない。
三笘薫は攻撃面だけでなく守備面でも大きく貢献しており、20歳のバレバもボーンマス戦でレッドカードを受け退場になったもののプレミアリーグを代表するボランチに成長してきている。
次戦(29日)は最下位のサウサンプトンとの試合となるため、勝ち点をさらに伸ばせる可能性が高い。
そしてサウサンプトン戦以降も10位フラム、16位レスター、19位クリスタルパレス、14位ウェストハム、11位ブレントフォードと6試合連続格下との試合となるため、もしかしたらリバプールに次ぐ2位でシーズンを折り返す可能性すらあるのではないか。
果たしてブライトンの快進撃は続くのか、今後に試合に注目だ。
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