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THINK SPORTS『酷暑下のスポーツ』
今年の夏は、猛烈に暑い「酷暑」が話題となった。連日観測記録更新のニュースが流れていたが、地球温暖化の話も相まって、今後も毎年不安になりそうなところだ。
そうなると考えなければいけないのは、夏場のスポーツである。
朝や夕方~夜ならまだしも、日中は動いていなくても身の危険を感じるような暑さだった。だから外のスポーツなんてもってのほかと思うところだが、結構行われている。
特に学生のスポーツは、中学や高校の総合体育大会や野球の甲子園など、夏休みの時間のある時期に大きな大会を行ってきた経緯がある。
それぞれ暑熱対策が施されながら行われているが、やはり熱中症の危険と隣り合わせ。選手たちのパフォーマンスも上がらないだけに、大会を通しての選手の成長という面を考えても、この時期、この時間帯にやる意味があるのかも問われることになりそうだ。
また、日中でなくても、夕方から夜には雷雨、ゲリラ豪雨が頻繁にあった。プロスポーツでも野球やサッカーなど、中断や中止に追い込まれた試合が多く、興行面でもかなりの影響を受けている。
今回の酷暑、今年だけのケースではないとは、なんとなく多く人が感じているのではないだろうか。
それだけに、日本のスポーツは夏場をどう過ごすのか。1年間全体を考えたシーズンスケジュールを見直す時期に来ているだろう。
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