【NATURE TONES】まるで変形ロボ!?ギミック×特殊塗装がアイコンの人気ブランド

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お家芸の「特殊コーティング」が生み出す唯一無二の質感

福井県に本拠地を構える「NATURE TONES(ネイチャートーンズ)」は、さまざまな工業製品に特殊コーティングを施すコーティング会社が母体。

2013年にアウトドアギアの製作がスタートし、特殊コーティングによる独特の質感や、代表の岩佐さんが「こういうものが欲しい」と遊び心たっぷりに形にしたギミックで人気を獲得。熱狂的なファンも多く、福井県のふるさと納税の返礼品にもなっているなど、知名度も高いブランドです。

2024年8月には東京ストアをオープン。首都圏のキャンパーも気軽に見に行けるようになったこのタイミングで、改めてブランドの魅力をNATURE TONES BRANCH STORE TOKYO 店長の坂下賢太郎さんに聞きました。

使うのが楽しくなるギアがいっぱい!

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ブランド誕生のきっかけは「養豚場のすのこ」

ネイチャートーンズの記念すべきファーストギア「The Rhombus Mesh Table M」

ネイチャートーンズ誕生のきっかけは、本職の会社に持ち込まれた、養豚場のすのこにやわらかい樹脂コーティングを施すという案件でした。

「すのこ」といっても一般的にイメージするような木製のものではなく、養豚場ではプラスチックや金属のすのこが使われます。メッシュ状の金属に樹脂コーティングを施したものを見て閃いた岩佐さんが、趣味のキャンプ用テーブルを製作したのがブランドの発端となりました。

機械もそろえてワンストップのものづくり

繊細なカッティングが目を引く「TAIJYU」シリーズ

最初はコーティングだけだったギアづくりですが、つくりたいものが増えるにつれて専用の機械を導入。複雑なカッティングもできるレーザー加工機、金属板を曲げるプレスブレーキやベンダー機、溶接機や研磨機、焼成炉などなど、設備がどんどんと充実。

いまや、材料の加工から仕上げまでワンストップでおこなえるアウトドアギアファクトリーとなりました。人気の「TAIJYU」シリーズなどで使われている細かいカットも自社でおこなっています。


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