松山英樹は連日のオーバーパーにガックリ「残念な一日」

松山英樹、浮上のきっかけをつかめるか(撮影:岩本芳弘)

<ZOZOチャンピオンシップ 2日目◇25日◇アコーディア・ゴルフ 習志野カントリークラブ(千葉県)◇7079ヤード・パー70>

2021年大会覇者・松山英樹は連日の「71」でトータル2オーバー・65位タイに後退した。

前半の2番パー4でバーディが先行。「きょうこそは」とさらなる攻勢に打って出ようとしたが、「なかなかうまく続かない。ミスが多く出てしまいました」と流れに乗れなかった。8番では3打目のアプローチがホームラン。「ライは良かったけど、気持ちが切れてしまっていた」とこのホールをダブルボギーとした。

2オーバーで折り返したバックナインは10番と14番でバーディを奪取し、イーブンパーへ戻した。「良くなる気配があった」。だが、上がり4ホールはノーディ・1ボギー。通算アンダーに潜れず、「残念な一日」と肩を落とした。

特に、バーディが欲しい最終18番パー5は悔しい結果だった。初日に引き続き3番ウッドでフェアウェイへ。そこから再び3Wを握りフェードでグリーンを狙ったが、2オンできずにバンカー右手前のラフへ落ちた。枝がかかるバンカー越えのアプローチはピンを約18メートルオーバー。2パットでバーディを逃したが、ギャラリーは大きな拍手を日本のエースに送った。

「ここまで悪くても見に来てくれる方がいるので。少しでも多くのバーディを獲って、いいスコアで回れるように頑張ります」。あすこそは好プレーでファンの声援に応えたい。(文・小池文子)

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