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【卓球】キョウヒョウ王の性能を徹底レビュー 五輪王者モデルの最高峰ラケット

中国代表として五輪や世界選手権など数多くの国際大会で活躍する現役の世界ランキング1位の王楚欽(ワンチューチン)。先日行われたパリ五輪でも混合ダブルスと男子団体で金メダルを獲得しました。

そんな王楚欽のモデルラケットが『キョウヒョウ王』です。今回はその『キョウヒョウ王』にはどのような特徴や性能があり、どのような選手に適しているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

『キョウヒョウ王』とは?

「キョウヒョウ」シリーズは紅双喜(DHS)の製品ですが、日本ではNittakuが共同で開発した製品が売られています。紅双喜の製品と同名の製品もありますが、紅双喜とNittakuでやや仕様が異なるようです。

『キョウヒョウ王』は、Nittaku社の攻撃用シェークハンドに分類されるラケットです。

ニッタク社の基準によるスペックは、スピードは「ミッドファースト」、打球感は「ミドル」となっています。構成は木材5枚+アリールカーボン2枚(インナータイプ)となっており、ラケットサイズは158×150mmで、ラケット厚は5.9mm、グリップはFL(フレア)で101×26mmとなっており、平均重量は89gとなっています。

『キョウヒョウ王』の特徴

ここからは『キョウヒョウ王』の特徴を詳しく見ていきましょう。

特徴➀:爆発力

『キョウヒョウ王』の特徴1つ目は、爆発力です。

『キョウヒョウ王』のインナーにはアリールカーボンが搭載されており高いスピード性能を誇ります。また、板に硬めの木材を採用することで、前中陣での爆発力のあるパワードライブを打つことが可能になっています。

特徴②:弧線を描きやすい

『キョウヒョウ王』の特徴2つ目は、弧線を描きやすいことです。

『キョウヒョウ王』に採用されているアリールカーボンは高反発でありながら、ソフトな打球感を兼ね備えています。上回転でも下回転でもしっかりと回転がかけられるため、弧線を描くショットが打ちやすい。

特徴③:扱いやすい

『キョウヒョウ王』の特徴3つ目は、扱いやすいことです。

『キョウヒョウ王』はスピードと回転のバランスが良いラケットです。従来のキョウヒョウシリーズのような打球感のクセが少なく、扱いやすいラケットです。

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