山本由伸（写真：USA TODAY Sports/ロイター/アフロ）
10月12日、MLBポストシーズン地区シリーズ「ドジャース対パドレス」の一戦が行われ、2-0でドジャースが勝利した。
重要な一戦で先発した山本由伸は5回無失点の好投でドジャースの勝利に貢献した。
この試合に勝利したドジャースは、リーグチャンピオンシップシリーズでメッツと対戦する。
先発の柱としての存在を証明した山本
地区シリーズ第1戦では3回被安打5の5失点でマウンドを下り、悔しい思いをした山本だったが、雪辱を果たすべくこの重要な一戦のマウンドに上がった。
対するパドレスの先発はダルビッシュ有。
第2戦で7回1失点と好投しており、ドジャースといえども大量得点は難しい相手だ。
その予想通り、ダルビッシュは丁寧な投球でスコアボードにゼロを並べていく。
2回にキケ・ヘルナンデスにソロ本塁打を浴びたが、6回まで1失点と良い結果を残した。(ダルビッシュは7回にテオスカー・ヘルナンデスにソロ本塁打を打たれ2失点で降板)
山本はそんなダルビッシュに負けない投球を披露する。
奪三振こそ2個だけだったが、気持ちの入ったストレートとキレのある変化球でパドレスの強力打線を封じ込め5回被安打2の無失点投球で試合を作った。
カーショーやグラスノーなど先発投手陣に怪我人が多発し厳しい状況だったが、山本が見事に先発投手として最高の結果を残してくれた。
復調した山本ならば、メッツとのリーグチャンピオンシップシリーズでもエースとしてドジャースを牽引してくれるはずだ。
4打数無安打3三振と不調に陥る大谷
見事強敵パドレスを撃破し地区シリーズを突破したドジャースだが、大谷翔平の打撃不振が気になるところだ。
本日の試合でも4打数無安打で、内容としても3打席で三振に終わるなど、完全に調子を崩している。
10月6日に行われた第1戦では3ラン本塁打を放ったが、ポストシーズンの打率は.200まで落ち込んでいる。
大谷は初のポストシーズンということでやや力が入りすぎているようにも感じる。
メッツとの初戦までは1日しかないが、なんとか気持ちを切り替えて1番打者としての役割をこなしてほしいものだ。
果たしてドジャースはメッツとのリーグチャンピオンシップシリーズを勝ち抜きワールドシリーズに駒を進めることができるのか、注目しよう。
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