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久保建英,サッカー

「W杯最終予選」サッカー日本代表、難敵サウジを破りグループC独走!オーストラリア戦は久保建英中心か

写真:久保建英(提供:なかしまだいすけ/アフロ)
10月10日、北中米W杯アジア最終予選「サウジアラビア代表対日本代表」の一戦が行われ、0-2で日本代表が勝利した。

完全アウェーでの難しい試合となったが、堅い守りでサウジアラビアの攻撃をシャットアウトすると、鎌田大地と小川航基の得点で突き放した。

この勝利で勝ち点を9に伸ばした日本代表は、グループC独走となっている。

流動的なポジション取りでサウジを翻弄した日本代表

過去の最終予選でも敗れていたアウェーでのサウジアラビア戦は、日本代表にとってまさしく「鬼門」とも呼べる試合だったが、見事完勝した。

守備面では選手全員が一切集中を切らさずほとんど穴を作らなかった。

個の力があるサウジアラビアの選手にチャンスを作られる場面も何度かあったが、GKの鈴木彩艶とCBの谷口彰悟、板倉滉、町田浩樹の3バックを中心にしっかりと守り切った。

また、中盤の流動性もハマった。

前目のポジションであるはずの鎌田が中盤に下り、ボランチの守田が上がるといった工夫も見られ、キャプテンの遠藤航もボランチの位置に固定ではなく最終ラインに下りてゲームを作っていた。

サウジアラビアは日本選手を捕まえきれず、ちょっとしたパニックに陥っていた。

アウェーながら得点を決めた鎌田と小川の勝負強さも素晴らしかったといえるだろう。

ホームでのオーストラリア戦は久保建英中心か

3試合が終了し勝ち点9と2位以降に大きな差を付けた日本代表(2位~4位は勝ち点4)は、10月15日にオーストラリア代表と対戦する。

日本のホームで行われる試合となるため有利な展開となる可能性が高いが、この試合で期待されるのが久保建英だ。

サウジアラビア戦では88分に投入され、プレー時間はほとんどなかった。

気温の高いサウジアラビアでプレータイムが長かった選手たちはオーストラリア戦でベンチスタートとなる可能性が高いため、攻撃では久保建英や中村敬斗、伊東純也といった選手が中心となるはずだ。

中村や伊東に関してはランスで絶好調であるため得点に繋がる動きが期待できる。

また、久保に関してはレアル・ソシエダでも別格のプレーを披露しているだけに、中村や伊東、サウジアラビア戦で結果を残した小川を活かしながら自らも果敢にボックス内に侵入していくはずだ。

果たして日本代表はオーストラリア戦でも圧倒し、4連勝を飾ることができるのか、注目だ。

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