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金谷拓実「慣れているクラブがいい」不変のセッティングで7勝目【勝者のギア】

金谷拓実が不変の14本でツアー7勝目(撮影:福田文平、ALBA)

<ACNチャンピオンシップ 最終日◇6日◇三木ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6993ヤード・パー71>

国内男子ツアーの最終日は「63」をマークした金谷拓実とH・W・リュー(韓国)がトータル20アンダー・首位で並びホールアウト。優勝をかけたプレーオフ(18番パー5)は、1ホール目でバーディを奪った金谷に軍配が上がった。今季2勝目、ツアー通算7勝目となった。

使用クラブは開幕から14本に変更なしで今週活躍したものは「ティショットも良かったし、全部良かったと思います」。飛距離を伸ばすために、今季から素振り用の器具『スーパースピード』を採用しており「ヘッドスピードは2~3マイルくらい。距離は10ヤードくらい伸びた」と明かす。

今季は春先からパッティングが不調だったそうだが、この5連戦が始まる前に千葉県で日本ゴルフ協会(JGA)ナショナルチーム時代のコーチらと合宿したことで「技術面が良くなってきた」。同じように構えること、目線を変えないこと、ストロークの基本を取り組み直した。「どのコースでも同じパターを使って臨んでいて(今週も)グリーンのスピードは速かったですが、その中でもパッティングの調子は良かった」。

14本を滅多に替えないのも「慣れているクラブがいい」との変わらぬ考えからで、プロ初勝利から7勝目のここまで上から4本とパターは不変。「いいクラブがあれば使いたいとは思うけど、シーズンは長いので。その中で練習を積む時間が少し足りないかなと思います」と話した。

【金谷拓実の優勝セッティング】
1W:ピンG410 PLUS(9°THE ATTAS 6X)
3W:ピンG410 LST(14.5°THE ATTAS 6X)
3U:ピンG410(19°ATTAS HY IP BLUE 95S)
5I:ピンG710(21.5°AMTツアーホワイト X100)
5I〜PW:ピンi230(AMTツアーホワイト X100)
52,58,60°:ピンGLIDE FORGED PRO( 〃 )
PT:ピンSIGMA2 ARNA
BALL:ブリヂストンTOUR B X

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