久保建英が今季2点目&MVP!ソシエダはうっ憤を晴らす快勝で暗いトンネルを脱出
久保建英(写真:なかしまだいすけ/アフロ)
9月28日(日本時間9月29日)、ラ・リーガ「レアル・ソシエダ対バレンシア」の一戦が行われ、3-0でレアル・ソシエダが勝利した。
今季1勝2分4敗で下位に沈んでいたソシエダだったが、この試合ではこれまでのうっ憤を晴らすかのように快勝した。
日本代表MF久保建英はソシエダの先制点となる得点を挙げるなど活躍し、MVPを獲得している。
ソシエダを勝利に導く活躍を見せた久保
この試合に負ければチーム史上初となるホーム5連敗という不名誉な記録を残すことになるソシエダは、序盤から積極的にハイプレスをかける。
スコアを動かしたのは日本が誇るスターだった。
前半8分、スビメンディから左サイドのバレネチェアにパスが渡ると、インナーラップをしたセルヒオ・ゴメスにパスが通る。
苦しい体勢ながらも中に折り返したボールを走り込んだオヤルサバルがスルー。
逆サイドから走り込んだ久保が左足でゴールに流し込み、ソシエダが待望の先制点を挙げた。
勝利から長らく遠ざかり下位に低迷し重い雰囲気だったスタジアムは、この得点によって大盛り上がり。
スタジアムが揺れるほどサポーターたちは喜びを爆発させた。
まさに長く暗いトンネルを脱した瞬間だったといえるだろう。
ソシエダはその後も集中力を切らさずに高いインテンシティを保ち、試合終盤の80分とアディショナルタイムに途中出場のオスカールソンが得点を奪い、3-0の快勝となった。
久保はMVPを獲得しただけでなく、この試合の出場によってラリーガでの出場試合数を167試合とし、エイバルなどで活躍した元日本代表乾貴士が持つ166試合を上回った。
負傷者が戻り新戦力がフィットするなどソシエダの逆襲への期待感高まる
ソシエダは中盤のキープレーヤーであるブライス・メンデスが復帰しており、オヤルサバルやバレネチェアなど負傷明けの選手のコンディションも上がってきている。
さらにはセルヒオ・ゴメスやスチッチ、オスカールソンといった新戦力もチームにフィットしてきており、チーム力も確実にUPしてきている。
リーグ戦とカップ戦と並行してELも戦っていくソシエダは過密日程が続いていくため苦しい日々が続くが、一定以上の戦力が揃ったため今後安定して勝利をものにしていけるかもしれない。
チームのエースである久保建英のさらなる活躍を期待しよう。
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