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3日間大会で逆襲へ 稲見萌寧が警戒するアーカンソー名物は“長く狭い”

稲見萌寧が今大会への意気込みを語った(撮影:GettyImages)

<ウォルマートNWアーカンソー選手権 事前情報◇26日◇ピナクルCC(米アーカンソー州)◇6438ヤード・パー71>

前週は米国女子ツアーにおよそ3カ月ぶりの出場となった稲見萌寧。2日目に崩れて予選突破こそならなかったが、内容については不満だけではない。

大会を中継するWOWOWのインタビューに答えた稲見。「いいゴルフもちょっと出たのでよかった」と納得のショットも出てきていると話す。「ちょっとイヤだなと思ったホールとかでうまくやりきれなくて、流れを崩してしまった」という反省点を、今週はしっかり生かしていく構えだ。

今大会は年間2回しかない3日間大会。出遅れは禁物な上に、例年はスコアの伸ばしあいになることが多い。「距離はそんなにないと思う」としたが、気になる点がある。「長いホールは本当に長いけど、短いホールと同じ狭さだったりするので難しい」。ダブルパンチの難易度ホールをどう攻略するかがカギを握りそうだ。

「そんなに出る気配を感じない」と、スコアが出やすいコースには一見思えないが、練習ラウンドで回った外国人選手の攻め方をみて納得。「飛んじゃえば、狭さも気にならないのかな」と、飛距離はアドバンテージになるものの、技や正確性でスコアをつくるのが稲見の本来のスタイル。そこで勝負をかけていきたい。

昨年は飛距離の出ない西村優菜が優勝争いをした大会。そして畑岡奈紗が2勝、宮里藍が1勝を挙げている日本人向きのコースでもある。「3日間完走できるように頑張りたい」と米ツアー1年目、秋の陣で存在感を見せ、ここから再スタートを切る。

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