三笘薫（写真：アフロ）
9月22日、プレミアリーグ第6節「ブライトン対フォレスト」の一戦が行われる。
今夏大型補強を行ったブライトンにとっては、序盤のターニングポイントとなる試合になりそうだ。
日本代表MF三笘薫は18日に行われたカップ戦で温存されたため、万全のコンディションでフォレスト戦に臨むことになる。
ブライトンは前節昇格組のイプスウィッチに痛恨の引き分けも今節勝利ならば上位に踏みとどまれる
4節を終えた時点でブライトンの勝ち点は2勝2分の「8」となっている。
スタートダッシュ成功とはいえないが、まずまずのシーズンインと言っても良いだろう。
開幕4連勝となったのはマンチェスター・シティのみであり、2位～5位が勝ち点「10or9」であることから、6位のブライトンは現段階で上位陣に踏みとどまれていると判断することができる。
だからこそ、ホームで行われる今節のフォレスト戦が非常に重要となる。
もしもこの試合をイプスウィッチ戦のように攻めながらも引き分けや敗戦となるようならば、上位陣に食らいついていくことがかなり難しくなるはずだ。
トップ6に入れる実力を持つクラブが多いプレミアリーグでは、一度上位陣から離されればなかなか再浮上ができない。
そういった意味では、5節の段階で上位陣に離されるわけにはいかないのだ。
前年11位のクラブなだけに、通常ならばそこまで高望みをしなくても良いのだが、今季のブライトンは大型補強を敢行しており、ELリーグもしくはCLの出場権獲得を本気で狙っている。
マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーがスタートダッシュできなかったことを踏まえれば、シーズン序盤の段階でこの2クラブよりも上位に入っておきたいところだ。
コンディション万全な三笘に期待
今節対戦するフォレストは、4節を終えて7位につけているクラブだ。
しかし、昨季は17位であり、ブライトンからすると完全な格下となる。
フォレストは前節でリバプールを破るなど勢いに乗っており、カラバオカップも2回戦で敗退していることからブライトンよりもコンディションが良いが、選手層の厚いブライトンならば十分に勝利できる相手だといえるだろう。
なにより、カップ戦で温存された三笘薫が万全のコンディションでこの試合に臨めるというのは非常に大きなポイントだといえる。
前節のイプスウィッチ戦で決定機を逃しているだけに、この試合に対するモチベーションは高いはずだ。
ブライトンは果たしてこの試合に勝利し上位陣に食らいつけるのか。
そして三笘薫はチームを勝利に導くようなプレーができるのか。
今季を占う重要な一戦に注目だ。
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