冬用寝袋(シュラフ)の最強おすすめ18選!雪中キャンプで使える機能性と選び方

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冬用シュラフ(寝袋)の選び方

暖かく快適に眠るためには欠かせない「冬用シュラフ」。さまざまなモデルが発売されており、メーカーによって情報の記載方法も異なるため比較が難しい場合があります。形や素材、使うシーンや気温などに合わせて、自分にあったアイテムを選びましょう。

【形で選ぶ】マミー型か、封筒型か

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まずは寝袋の代表的な2つの形で比較していきます。「マミー型」と「封筒型」、使用用途や寝心地などにより自分にぴったりの寝袋の形を選んでいきましょう。

 形状 マミー型 封筒型
 
特徴 ・足元にむかって細く、体に沿う形
・体と寝袋の密着度が高い
・自宅の布団のような長方形
・寝袋内にゆとりがある
メリット ・保温性が高い
・軽量でコンパクト性の高い収納
・圧迫感がなくゆったりした寝心地
・温度調節のしやすさや連結など自由度の高いモデルが豊富
デメリット ・封筒型に比べて圧迫感がある
・価格が高めの傾向
・収納時の大きさや重量
・マミー型に比べ保温性に欠ける
おすすめ ・雪山や厳冬期
・登山/ソロ/バックパッカーなど携行性の高さを求める人
・身動きしやすい寝心地を求める人
・ファミリー

【素材で選ぶ】ダウンか、化学繊維か

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中綿に使用されている素材によっても暖かさに大きな差が出ます。また携行性やお手入れのしやすさも考え、自分の使いやすいものを選ぶのも長く愛用していけるポイントです。「ダウン」と「化学繊維」の中綿を比較してみましょう。

 素材 ダウン 化学繊維
メリット ・軽量コンパクト
・保温性高い
・濡れや湿度に強い
・手入れがしやすい
・リーズナブルな傾向
デメリット ・濡れに弱く、湿度によって保温力が低下する ・重量があり、かさばる
おすすめ ・雪山や厳冬期の登山など ・オートキャンプや車中泊

【温度表記】快適温度や加減温度をチェック!

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冬用に備える寝袋は温度表記の確認が重要です。メーカーによって表記の方法に違いがある場合もありますが、多くのメーカーで記載されている温度表記の基準を紹介します。

  • 快適温度(コンフォート温度):一般的な女性、また寒さに耐性が低い人が快適に眠れる温度目安
  • 下限温度・使用可能温度(リミット温度):一般的な男性、また寒さに耐性の高い人が寝袋内で丸まって快適に眠れる温度目安(衣服などの工夫により快適性を高められる)

ほかに「極限温度(エクストリーム温度)」も記載されている場合もありますが、この表記を参考に選ぶと命の危険性にかかわることもあるため、一般的には上記2つの表記をチェックしましょう。さらに想定気温よりも-5℃以上低い数値の温度表記の寝袋を選び、こういった表記のない寝袋は冬キャンプには使用しないほうが安心です。

【目安の気温】

  • 厳冬期:-15〜-20℃(−10℃以下は当たり前)
  • 冬山・残雪期:-2〜-15℃(関東近郊でも0℃を下回る)

これぞ最強!マミー型×ダウン素材の冬用シュラフ(寝袋)5選

冬に使用するうえで最も安心感のある「マミー型&ダウン素材」を使用した寝袋のおすすめモデルを紹介します。とにかく寒さを心配せずに冬のアウトドアを楽しみたい人必見です。

NANGA(ナンガ) オーロラライト900DX レギュラー

防水透湿性素材オーロラライトを使用、素材や構造にもこだわった優れた機能性が特徴です。厳冬期や高所登山にも使用可能な寝袋です。

    【基本情報】

  • 使用サイズ:最大長210×最大肩幅80cm
  • 収納サイズ:直径21×長さ41cm
  • 重さ:1,400g
  • 中綿:760FPダウン 900g
  • 快適温度/下限温度:-10℃/-19℃

[NANGA(ナンガ)] AURORA light 900DX BLK レギュラー 4938101052283

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ナンガのダウンシュラフ(寝袋)おすすめを徹底解説!夏・冬用や種類別の選び方

ISUKA(イスカ) エアプラス810

冷気の侵入を防ぎ、保温性を高める形状・構造を細かく追求した、3000m級の厳冬期登山でも対応可能な本格派モデル。生地の軽量化や機能性の向上など、さらに進化を続けています。

    【基本情報】

  • 使用サイズ:全長208×肩幅84cm
  • 収納サイズ:直径21×長さ37cm
  • 重さ:1,280g
  • 中綿:800FPダウン 810g
  • 最低使用温度:-25℃

イスカ(Isuka) エアプラス810 パープル

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イスカ ダウンプラス デナリ 1100

肌触りの良い裏地素材と高品質のダウンをたっぷりと使用した、極めて保温性の高い寝袋。厳冬期の登山はもちろん、キャンプや車中泊でも熟睡できる安心感があります。

    【基本情報】

  • 使用サイズ:全長208×肩幅84cm
  • 収納サイズ:直径24×長さ38cm
  • 重さ:1,830g
  • 中綿:720FPダウン 1,100g
  • 最低使用温度:-30℃

イスカ(ISUKA) 寝袋 デナリ 1100 ブリック [最低使用温度-30度]

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イスカのシュラフおすすめ32選!使用時期ごとに最適なモデルを紹介

NEMO(ニーモ) カユ15

縦型のバッフル構造は就寝中の動きによってダウンが偏ることなく、体全体を均等に暖めてくれます。ニーモの山岳マミー型シュラフの最軽量モデルです。

    【基本情報】

  • 使用サイズ:最大身長183cm
  • 収納サイズ:直径18×長さ31cm
  • 重さ:985g
  • 中綿:800FPダウン 480g
  • 快適温度/下限温度:-3℃/-8℃

NEMO(ニーモ) KAYU カユ 15 スリーピングバッグ -8℃対応 NM-KYU2-15

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SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) スパークSPⅢ

厳冬期対応で軽量コンパクトが魅力のモデル。撥水加工されたダウンは速乾性で大気中の水蒸気や水分を防ぎ、内部での結露を防止します。

    【基本情報】

  • 使用サイズ:最大身長183×胸囲155cm
  • 収納サイズ:直径15×長さ26cm
  • 重さ:665g
  • 中綿:850+FPダウン 430g
  • 快適温度/下限温度:-2℃/-8℃

SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) スパークSpIII ST81234 レギュラー

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