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歴代覇者・岩田寛「キレる自分に怯えています…」 好発進も難コースに警戒

岩田寛は難関コースで好発進(撮影:藤井孝太郎)

<フジサンケイクラシック 初日◇29日◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7424ヤード・パー70>

2014年大会覇者の岩田寛が4バーディ・2ボギーの「68」でプレーし、2アンダーの好スコアをマークした。

1番でバーディ発進を決めると、続く2番でもバーディと好スタートを決めた。その後スコアが動いたのは、5番のボギーと14番のバーディだけ。「ティショットがあまり良くなかったけど、前半はまっすぐ行ってくれて、なんとなくパーを重ねてという感じだった。後半はちょっと曲がり出して大変でした」と振り返った。

6月「BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」で、国内メジャー初制覇を果たした。その後もトップ10に2度に入り、現在の賞金ランキングは5位につけている。「先週からあまり良くなくて、今週もいろいろ試しながらやっています」。先週の「Sansan KBCオーガスタ」は43位タイ。それでも試行錯誤がハマったのか、アンダースコアでの滑り出しだ。

「今年のコースで一番難しい…」と誰もが嘆くほど、仕上がっている富士桜。歴代覇者である岩田も例外ではない。「キレちゃいそう、コースが難しすぎて。ガマンしたいですけど、キレる自分に怯えています…」と、独特の“岩田節”で第2ラウンドへの意気込みを語った。

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