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フェアウェイキープ100%でバーディ量産 畑岡奈紗は10位発進「攻めがいのあるコース」

畑岡奈紗が新規大会で好発進(撮影:GettyImages)

<FM選手権 初日◇29日◇TPCボストン(マサチューセッツ州)◇6598ヤード・パー72>

37位タイで終えた今季最後のメジャー「AIG女子オープン」(全英)から連戦の畑岡奈紗が、新規大会でも真価を発揮している。5バーディ・3ボギーの「70」で回り、2アンダー・10位タイ。首位と2打差という好位置での滑り出しに、「バーディをたくさん獲れてよかった」と、大会を中継するWOWOWのインタビューで振り返った。

午前組のラウンドだったが、時折風が吹き、なんといっても米国男子ツアーの開催地でもあるコースとあって難易度は高かった。「練習ラウンドもハーフずつしかできなかったけれど、グリーンも硬くて速く仕上がっていた。攻めがいのあるコースでした」。ショートアイアンでも手前から攻めることを心掛け、積極的にスコアを伸ばしていった。

11番パー3でバーディを先行させると、15番ではバウンスバック。最難関18番パー5はボギーとして折り返したが、直後の1番から連続バーディを奪う。終盤7番では「アプローチをもう少し寄せたかったけれど、いい距離が決まってくれた」と、手前10メートルほどを沈めてバーディ。「パッティングがだいぶストレスなく、自分のラインと距離感に集中してできるようになってきた」と満足感のある一日だった。

ショットについても好調をキープ。フェアウェイキープ率は100%で、ピンを狙うショットもイメージ良く振り抜けている。「アイアンも割と狙ったところに打つことができている」。ショット、パットをかみ合わせながら、首位の背中を追いかける。

あすは午後組でのスタート。「意外と風が吹くけれど、いいポジションにセカンドをつけてパッティングも決めていけたら」と意気込んだ。

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