松山英樹がグリーン周りを入念にチェック 圧巻の試行錯誤にファン釘付け
米国男子ツアーの日本版が公式インスタグラムを更新。29日に初日を迎えたプレーオフシリーズの最終戦「ツアー選手権」の練習ラウンドで、改造が施されたという新しい16番ホールのグリーン周りを入念にチェックする松山英樹の姿を動画で公開した。グリーンからこぼれると短く刈り込まれた傾斜をボールがどんどんコロがり落ちてしまう厳しいセッティングだ。
最初の動画は、グリーンに向かってラフからウェッジでロブショットから始まる。次に傾斜を駆け上がるランニングアプローチを試みるが、こちらは2球続けて傾斜を上りきることができず、松山も思わず天を仰いでしまった。しかし、ここで使用するクラブをウッドに持ちかえると、今度はしっかりと傾斜を上っていった。同じ条件からでも様々なクラブを使用する引き出しの多さを感じさせるシーンだ。
続く2本の動画でもランニングアプローチやロブショットの練習を繰り返し練習している。クラブを変え、球筋を変え、成功と失敗を繰り返しながらも、様々な方向に向けて何度も何度もショットを続けていく姿が印象的だ。
この投稿を見たファンも、「繰り返しのショット これが松山プロッ!」「すごい人 テレビに映らない所の努力を惜しまない」「試合になったらどんな事してくれるんだろう 絶対に寄せてきてくれると思う」など、松山の練習量に驚きつつも、試合で成果を発揮してくれることに大きな期待を寄せていた。
ちなみに「ツアー選手権」の初日、この16番ホールで松山はバーディを奪っている。初日を終えて首位とは8打差の4位タイ。スコッティ・シェフラー(米国)が独走態勢だが、この後の3日間で追い上げを見せてくれること、そして初の年間王者に輝くことを願って、この週末は日本から多くのファンが声援を送っている。
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