ドジャース大谷翔平は無安打で沈黙!ライバルであるフィリーズに負け越しナショナルリーグ勝率1位が遠のく
大谷翔平(写真:AP/アフロ)
8月8日、MLB「ドジャース対フィリーズ」の一戦がドジャー・スタジアムで行われ、「4-9」でフィリーズが勝利した。
フィリーズのカイル・シュワバーが25号、26号、27号本塁打と1日に3本塁打を記録するなど、ドジャースは投手陣が崩壊した。
1番指名打者でスタメン出場した大谷翔平は、5打数無安打となった。
この勝利でドジャースはナショナルリーグのライバルであるフィリーズとのカードを1勝2敗と負け越し、ナショナルリーグ勝率1位から遠のいた。
ナ・リーグ西地区の首位争い激化もフィリーズを抜くチャンスもあり
ドジャースはナショナルリーグ西地区で首位独走状態だったが、足踏みしている間にパドレスの足音が聞こえるまでに差が縮まってきている。
本日の試合前の段階で4ゲーム差と、逆転される可能性が出てきているのだ。
しかし、同時にナショナルリーグの勝率1位を奪うチャンスがあるともいえる。
なぜならば、ナショナルリーグ東地区のフィリーズの調子が大きく降下しているからだ。
7月のラスト3試合を3連敗すると8月初めも3連敗し、なんと6連敗を喫したのだ。
その後マリナーズとドジャースに1勝ずつ挙げてやや落ち着きは取り戻し、本日のドジャース戦勝利で完全に復調したといっても良いが、まだ逆転のチャンスはあるといえるだろう。
ドジャースが目指すはナ・リーグ勝率1位
MLBのプレーオフ組み合わせは、各地区1位になることで有利となるが、各地区1位の中で最も勝率の良かったチームはワイルドカード免除となり、ディビジョンシリーズも地区1位ではないチームと当たることになる。
すなわち、ナショナルリーグで1位となれば、プレーオフでの立場は断然有利となるのだ。
ライバルであるフィリーズに負け越したことでナショナルリーグ勝率1位は遠ざかったが、まだチャンスは残されている。
今後負傷者が続々復帰予定であるため、ドジャースの快進撃&ナショナルリーグ勝率1位もありえるかもしれない。
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