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大岩剛 監督(写真:森田直樹/アフロスポーツ)

「パリ五輪」全勝で準々決勝進出もまさかのスペインが相手に 今大会絶好調の小久保玲央ブライアンがキープレーヤーか

大岩剛 監督(写真:森田直樹/アフロスポーツ)
7月30日、パリオリンピックサッカー男子競技グループD第3節「イスラエル代表対日本代表」の一戦が行われ、0-1で日本代表が勝利した。

この結果、日本は3戦全勝でグループ首位通過となった。

準々決勝の相手はグループC2位のスペイン代表となる。

準々決勝の相手はスペイン、日本にとっては大一番の試合となる

危なげなく2連勝したスペイン代表だったが、第3節では大幅なローテーションを採用し、エジプトに敗れることとなった。

スペイン国内からは、「理解できない采配だ」「Bチームを送り出したのだから敗戦は当然」といった批判も上がっている。

この思わぬ敗戦によって、準々決勝の「スペイン代表対日本代表」というカードが実現してしまったわけだ。

メダルを目指す日本代表にとっては最大の難敵となる。

全員が高い集中力で試合に臨むのは当然だが、やはり誰かしらがヒーローになる必要があるといえるだろう。

今大会絶好調の小久保玲央ブライアンに期待

エースの細谷真大も得点し、イスラエル戦では高井や藤田、細谷ら主力をベンチスタートにしているため、スペイン戦は疲労の蓄積を抑えた状態で臨むことができる。

なにより、GKの小久保玲央ブライアンが絶好調というのは、日本にとって非常に大きいポイントだといえる。

確かにスペインは実力もあり難敵ではあるが、今大会の小久保玲央ブライアンならばシャットアウトできるかもしれない。

グループステージの3戦ではいずれもファインセーブを連発しており、安定感も抜群だ。

パリオリンピックの3戦において日本はまだ失点ゼロであり、強豪スペインであっても簡単には得点できないはずだ。

こうした短期間の大会では、GKが勢いに乗っているかどうかが非常に重要となるわけだが、日本はまさにそうした状態となっている。

小久保はキャプテンの藤田譲瑠チマと共にパリオリンピック後にA代表に選出されてもおかしくないレベルであるといえるだろう。

日本はスペインに勝利すれば、モロッコとアメリカの勝者と対戦することになる。

果たして日本は強豪スペインに勝利することができるのか、その戦いに注目しよう。

準々決勝のスペイン戦は、8月2日(日本時間)に行われる予定となっている。

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