「パリ五輪」バスケ男子アメリカ代表、ヨキッチ率いる強豪セルビアを圧倒的強さで撃破!レブロン、デュラント、カリーなど夢の競演
レブロン・ジェームズ(写真:AP/アフロ)
7月28日、パリオリンピック男子バスケットボールのグループC「セルビア代表対アメリカ代表」の一戦が行われ、84-110でアメリカ代表が勝利した。
グループCは初戦から世界ランキング4位のセルビア代表と世界ランキング1位のアメリカ代表が激突する熱いカードとなったが、終始アメリカ代表がセルビアを圧倒し、危なげなく初戦を勝利で飾った。
レブロン、デュラントなどスーパースターたちが躍動
NBAで3回MVPを獲得しているニコラ・ヨキッチを擁するなど強豪国として知られるセルビアだったが、スーパースター軍団の前では手も足も出なかった。
強豪国同士の初戦となったことで注目度が高かったこの試合は、1rd、2rdクウォーターこそセルビアがなんとか食らいついていたものの、3rdクウォーターで16-26と一気にアメリカが実力を発揮し19点差で最終クウォーターに突入する。
最終クウォーターも危なげなく19-26と7点差を広げたアメリカは、結局26点差の84-110というスコアでパリオリンピック初戦を勝利した。
アメリカはFG%が62%と凄まじく、スリーポイントも32本中18本成功の56%だった。
急造チームなだけあってターンオーバーはやや多かったものの、リバウンド、アシスト、ベンチポイントなど多くの項目でセルビアを上回った。
セルビアはエースのヨキッチが20得点と奮闘したが、スーパースター軍団の前では大爆発できなかった。
対するアメリカは、ケビン・デュラントが23得点、レブロン・ジェームズが21得点と20得点以上が2人で、カリーなどその他のスーパースターたちも2ケタ得点を挙げるなど、どこからでも得点が取れる強さを見せつけた。
これでグループリーグは南スーダン戦とプエルトリコ戦の2試合となったことで、グループ首位通過は固いといえるだろう。
今後の2戦はグループAの強豪国スペインやオーストラリア、グループBのドイツらと戦う可能性の高い準々決勝以降を見据えた無理をしない戦いをすることになるだろう。
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