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岩崎亜久竜、森田遥がadidas golfのイベントに登場 新・コードカオスに好感触、“うどん”素材に「安心感がある」

岩崎亜久竜(左)と森田遥(右)が新コードカオスを語る(撮影:ALBA)

都内のスタジオでアディダスゴルフが『コードカオス』の新作お披露目パーティを行った。そこに契約選手の岩崎亜久竜、森田遥が登場。シミュレーションゴルフで新作の『コードカオス25』を履いてゴルフ対決を行った。

今回のコードカオス25は2020年に発売されたシリーズよりもアウトソールのグリップ力が40%強化されている。岩崎は普段は鋲(びょう)がついているスパイクシューズだが、「すごく軽くて、動きやすい。裏が(アウトソールが)スパイクレスなんですけど、フィニッシュでもしっかり地面を掴んでくれている感じがあって、安定感をしっかり感じます」と高く評価した。

ニットアッパー部分がうどん形状の“モチモチ”した繊維素材で覆われているのも大きな特徴。「(もちもち)してるので、動きやすいです。フィニッシュもしやすい。それと、歩いてる時に疲れないです!」と柔らかいぶん、足への負担も軽減されているようだ。

森田は前回のコードカオスよりも「軽いけど、結構しっかりグリップ力もあって、いままでのカオスよりかはもうちょっとホールド感もあって安心感がある」と履き心地の良さを実感。ニットアッパー部分には「薄っぺらすぎず、柔らかすぎず、いままでのカオスよりまたバージョンアップした感じがあって。かつ、通気性もいいので夏履くのが私は結構おすすめかな」とうどん紐の外側のメッシュ素材が通気性を良くしていることが夏のゴルフに最適と話した。

最新のテクノロギーを搭載した“異次元”スパイクレスゴルフシューズを見方に戦う二人。それぞれ後半戦の意気込みを語った。

岩崎は先週までスコットランドで行われた海外メジャー「全英オープン」に出場していた。2日目に痛恨の『91』を叩き、予選敗退。終えた直後は「(頭のなかが)真っ白…しんどかったです。自分の準備不足をすごい感じた」とここ最近では打った記憶すらない90台のスコアに、思考停止というほどの状態だった。帰国し、冷静になって自身の2日間のプレーを振り返る。

「もうちょっと球のコントロールとか、 風に対してどう対処していくかとかをもうちょっと上手くなりたい。長いラフからどうやってやっていくかとか、その見極めですよね。そのブッシュが両方、フェアウェイを外したらブッシュじゃないですか。だからプレッシャー、すごいプレッシャーがティショットにいつもよりあったので、そういうところでもちゃんとコントロールできるようにしたい」。しっかりと課題を挙げて、ここから始まる国内ツアーの後半戦に向けて調整に励んでいく。

森田はこれまでの前半戦でトップ10入りが5回。メルセデス・ランキング23位で後半戦へ突入する。「前半の中盤は、あまり調子が良くなかった」と3度の予選落ちを喫したが、先週の「大東建託・いい部屋ネットレディス」ではトータル17アンダー・10位タイで終えている。「少し上り調子になってきたので、その流れを上手く生かせるように後半頑張って行きたい」と昨年10月以来のツアー3勝目を目指していく。

森田は8月2日から北海道で行われる「北海道meijiカップ」、岩崎は同8日から開催される「横浜ミナト Championship 〜Fujiki Centennial〜」に出場する予定。ともに昨年は後半戦で1勝を挙げている。期待のかかるチームアディダスの二人の勝負はここからさらにエンジンがかかっていく。(文・高木彩音)

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