全英OPを制したザンダー・シャウフェレ クラレットジャグで最初に飲んだ美酒は…?
ロイヤルトゥルーンで開催された今季メジャー最終戦「全英オープン」を制したザンダー・シャウフェレ(米国)が、優勝トロフィーの“クラレットジャグ”で最初に飲んだ美酒を明かした。
“クラレットジャグ”は正式名称ではない。当初はチャンピオンベルトが勝者に渡されていたが、1872年、新しくトロフィーが作られることになり、それが銀製のクラレットジャグの形をした“チャンピオン・トロフィー”だった。クラレットとはフランスのボルドーで作られるワイン、ジャグとはワインを入れるピッチャーのこと。
クラレットジャグに名を刻まれたチャンピオンたちは、これまで思い思いの美酒に酔ってきたわけだが、シャウフェレはいったい何を飲んだのだろうか?
優勝会見では「父が決めるよ」と話していたが、シャウフェレの父、ステファンはドイツとフランスにルーツを持つ人。そんなステファンが選んだものは…当然、ボルドーの赤ワインだ。「クラレットジャグでビールなんて飲むもんじゃない」とこだわりを見せていた。
最初の一杯は父の意向に従ったシャウフェレだが、次に自らが選んだのはなんと“テキーラ”!「父もいなくなったから、昨夜はテキーラを入れて飲んだよ」とニッコリ。さぞゴキゲンな夜を過ごしたに違いない。(文・武川玲子=米国在住)
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