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大岩剛 監督(写真:森田直樹/アフロスポーツ)

「パリ五輪」U-23日本代表は「運」と「実力」で最高のスタートを切る!メダル獲得にも期待!

大岩剛 監督(写真:森田直樹/アフロスポーツ)
7月24日、サッカー男子U-23日本代表はU-23パラグアイ代表とグループリーグ第1節を戦い、5-0と大勝した。

幸先良く前半18分に三戸舜介の得点で先制した日本は、退場者を出し1人少なくなったパラグアイを圧倒し、その後三戸舜介、山本理仁、藤尾翔太らが得点を重ねた。

U-23日本代表は、7月27日に行われるU-23マリ代表に勝利すれば準々決勝進出が決まる。

「運」と「実力」の双方が噛みあった最高の初戦に

「U-23日本代表のパラグアイ戦スタメン」

GK
小久保 玲央ブライアン
DF
関根 大輝
木村 誠二
高井 幸大
大畑 歩夢
MF
山本 理仁
藤田 譲瑠チマ
三戸 舜介
斉藤 光毅
平河 悠
FW
細谷 真大

「得点者」
前半18分 三戸舜介
後半18分 三戸舜介
後半24分 山本理仁
後半36分 藤尾翔太
後半42分 藤尾翔太

パリオリンピック初戦が南米予選1位のU-23パラグアイ代表ということで苦戦が予想されていたが、結果は「圧勝」だった。

自国の勝利という結果だけでなく、同グループのU-23マリ代表とU-23イスラエル代表が1-1で引き分けたため、次の試合に勝利すれば早くも準々決勝進出が決まるわけだ。

パラグアイに勝利したことで、マリ戦とイスラエル戦は無理せずターンオーバーしながら決勝トーナメントを考慮した戦い方ができる。

パラグアイのMFビエラが平河悠の足首を踏みつけたプレーは、日本にとって非常に大きなポイントであったといえる。

平河の怪我は心配だが、2戦目、3戦目は休養にあて、決勝トーナメントに照準を合わせてもらえばOKだ。

1人少ない相手とはいえ、日本の実力自体もかなり高い状態だと判断できる。

オーバーエイジや久保建英というスター選手はいないが、キャプテンの藤田譲瑠チマを中心に非常に良くまとまっている。

このままの勢いで1位通過を決めれば、準々決勝は他グループの2位通過国と対戦することになる。

2位通過国はおそらく第3節まで全力でプレーすることになるため、準々決勝では疲労が残っているはずだ。

そうした意味では、日本の準決勝進出の可能性も高くなるともいえる。

果たしてU-23日本代表は、この勢いのまま準々決勝進出を決め、メダルを獲得することができるのか。

今後の戦いに注目だ。

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