アウェー9連戦を7勝2敗と大きく勝ち越したドジャース、明日からナ・リーグ頂上決戦のブレーブス戦
大谷翔平(写真:AP/アフロ)
優勝候補筆頭のドジャースがいよいよ強者モードに突入してきている。
4月中旬には3連敗を喫するなど一時調子を崩したが、下旬からスタートしたアウェー9連戦では7勝2敗と大きく勝ち越し、チーム状態も上向いてきている。
明日(5月4日)からは2021シーズンを制すなどナショナル・リーグ屈指の強豪であるブレーブスとの3連戦が控えている。
アウェー9連戦を7勝2敗と大きく勝ち越したドジャース
ドジャースは4月24日に行われたナショナルズ戦からアウェー9連戦という厳しいカードが続いたが、なんと7勝2敗という文句のつけようがない成績で乗り切った。
この9連戦では、山本由伸が2勝を挙げ、大谷も2本の本塁打でチームの好調を支えた。
1番を務めるムーキー・ベッツは相変わらず好調を維持していて、打率が.377とメジャー全球団ナンバーワンの成績となっている。
さらには、4番を務めるウィル・スミスも打率.355、本塁打4本と3人のMVP経験者と引けを取らない成績を残していて、マックス・マンシー(5本)やテオスカー・ヘルナンデス(6本)もそれぞれ本塁打を多く放っている。
投手に関しても、山本と共に今シーズンドジャースに加入したタイラー・グラスノーが安定した投球を見せていて、すでに5勝を挙げている。
4月中旬には負けが続き、一時チームの勝率も5割台まで落ち込んだが、この9連戦で大きく勝ち越したことで20勝13敗の勝率.606にまで上げてきている。
明日から強豪ブレーブスとの3連戦
好調モードに突入したドジャースは、1日休養を挟み4日からブレーブスとの3連戦を迎える。
ホームでの試合となるため是が非でも勝ち越しておきたいところだ。
第2戦にはエースのグラスノーが先発予定となっていて、打撃に関しても大谷が9連戦最後の試合を休養日にあてていることから良いコンディションで臨める。
ブレーブスは勝率こそ20勝9敗と大きく勝ち越しているものの、昨季シーズンMVPのロナルド・アクーニャが打率.250、本塁打1と本調子ではないため、付け入る隙はあるといえるだろう。
果たしてナショナルリーグの頂上決戦はどちらのチームが勝ち越すことになるのか、要注目だ。
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