ルカ・ドンチッチ(写真:AP/アフロ)

得点王濃厚!ドンチッチが39得点を含むトリプルダブル達成。マーベリックスも勝利でプレーオフ進出濃厚に

ルカ・ドンチッチ(写真:AP/アフロ)
4月10日、NBAレギュラーシーズン「ホーネッツ対マーベリックス」の一戦が行われ、104対130でマーベリックスが勝利した。

この勝利でマーベリックスは4連勝となり、ウェスタン・カンファレンスのサウスウェストディビジョンを1位で終える可能性が高まった。

この試合ではエースのルカ・ドンチッチ(25)が39得点10アシスト12リバウンドのトリプルダブルと大活躍。

今シーズンの得点王を決定的なものとした。

ドンチッチは自身初となる得点王が濃厚に

前日の時点で33.9得点で得点ランキング首位を独走していたドンチッチ(2位はヤニス・アデトクンボの30.7得点)は、このホーネッツ戦で39得点を挙げた。

すでにシーズンの残り試合数は3試合であるため、得点王獲得はほぼ決まったといっても良いだろう。

ドンチッチはまだ25歳と若く、今シーズン得点王を獲得すれば、キャリアで複数回の得点王獲得も夢ではないだろう。

アービングとのコンビはNBA屈指の破壊力

マーベリックスの強みはエースのドンチッチの高い得点力だけではない。

SGを務めるカイリー・アービングも平均得点が25点以上となっており、ドンチッチとのコンビは常に相手チームにとって脅威となっている。

今季第24週の週間最優秀選手にも選出されていて、32歳となった現在もNBAトップクラスの実力者だ。

4月8日に行われたロケッツ戦では、シーズン最多となる48得点を記録している。

アービングと得点王獲得濃厚のドンチッチの2人が好調をキープするならば、プレーオフ進出だけでなく2022シーズンのようにプレーオフでも上位進出が可能となるはずだ。

ドンチッチ自体は「守備をあまりしない」と評されることも多いが、今シーズンは意識も変わりつつある。

平均33得点以上挙げ、アシストやリバウンドも毎試合2ケタかそれに近い数字を叩き出すのだから、上位進出の鍵となるのはむしろドンチッチ以外の選手の活躍だろう。

ステフィン・カリーも36歳、レブロン・ジェームズも39歳と確実にNBAの顔ともいえる大スターたちは引退が近づいている。

ドンチッチは今シーズン得点王の称号を手にすることで、来シーズン以降NBAの顔としてプレーする存在となるはずだ。

そのためにも、プレーオフでも活躍しマーベリックスを上位に押し上げたいところだろう。

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