ルカ・ドンチッチ(写真:AP/アフロ)

自身初のNBA得点王が間近に!ドンチッチ、平均33.9得点で得点ランキング独走

ルカ・ドンチッチ(写真:AP/アフロ)
今シーズンのNBAレギュラーシーズンも終盤に差し掛かり、そろそろ「得点王」や「シーズンMVP」をどの選手が受賞するのか気になるファンも増えてきている。

マーベリックスに所属するルカ・ドンチッチは、自身初となるNBA得点王にかなり近づいている。

3月29日現在63試合に出場しており、平均33.9得点で得点ランキング首位を独走している。

2位のヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)は30.6得点、3位のシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(オクラホマシティ・サンダー)は30.4得点となっており、大きく調子を落とさなければドンチッチが得点王を獲得する可能性は高いといえるだろう。

マーベリックスの残り試合は10試合。

ドンチッチは30得点以上奪わなくても20点代後半をコンスタントに記録できれば、ほぼ間違いなく得点王を手中にできるだろう。

ドンチッチはすでにNBA6シーズン目となるが、年齢はまだ25歳と若い。

もしも今シーズン得点王を獲得し今後10シーズン近く(場合によってはそれ以上)トップコンディションを保つことができれば、3回以上得点王を獲得するレジェンドになれる可能性もある。

NBAで3回以上の得点王を獲得したのは、マイケルジョーダン(10回)やアレン・アイバーソン(4回)、ケビン・デュラント(4回)ジェームズ・ハーデン(3回)など9人しか存在しない。

現役選手ではジョエル・エンピードが2回得点王を獲得しているが、30歳と年齢的にはあと3~4年がピークとなる。

シャキール・オニールや故コービー・ブライアント、ステフィン・カリーでさえも得点王は2回止まりであることから、25歳で最初の得点王を獲得できれば彼らを超えられる可能性も大きくなるはずだ。

ドンチッチの凄さは得点力だけではない。

9.8アシスト、9.1リバウンドと平均トリプルダブルを達成しそうなほど総合力の高い選手なのだ。

ヨキッチ(ナゲッツ)やシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(オクラホマシティ・サンダー)は所属チーム自体が強豪であるためMVPは彼らのいずれかが受賞する可能性が高いが、残り10試合の活躍次第ではドンチッチが受賞する可能性もある。

今シーズンは史上4位タイという1試合73得点も記録しているため、25歳でのシーズンMVPも夢ではない。

果たしてドンチッチはレギュラーシーズンをどのような形で終えるのか、残り10試合の活躍に期待しよう。

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