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勝みなみは爆発の最終日『67』 信じた自分の努力「何万球も打っている」

勝みなみは笑顔でロサンゼルス大会をフィニッシュ(写真は3日目)(撮影:GettyImages)

<ファーヒルズ朴セリ選手権 最終日◇24日◇パロス・ベルデスGC(カリフォルニア州)◇6447ヤード・パー71>

爆発力は今年も健在だ。勝みなみは最終日に6バーディ・2ボギーの「67」をマーク。トータル1アンダーに伸ばし、58位から27位タイまで大きく順位を上げた。

強風のなか、裏街道からチャージをかけた。この日は稲見萌寧と2サムでプレー。1バーディ・1ボギーで迎えた14番パー5から猛攻は始まった。2オンを狙って少し奥にこぼれたアプローチから“寄せワン”のバーディ。15番、2オンに成功した16番パー5と連続で奪っていく。

難易度の高い17番パー3では、「風が難しいと思うけれど、いいときはいいイメージが出る」と、そのイメージ通りに、8番アイアンで左からのアゲンストに乗せて1メートルにつけた。4連続バーディのチャージには「ショットが安定していたし、獲れるところでしっかり獲ったという感じ」とうなずいた。

後半でさらに“加点”することはできなかったが、2位で終えたライアン・オトゥール(米国)の「66」に続くこの日2番手の好スコア。前日の「75」を払しょくし、「きょうは全部信じてやろうと思ったら、ハマってくれた。これまで練習もしてきているし、何万球も打っているだろうから」と、これまでの積み重ねた努力は裏切らない。

上昇気流とともに、アリゾナへと向かう。「また違うゴルフ場で、違うイメージでラウンドする。良いイメージを持ってラウンドしたい」。次は4日間好スコアを並べることを求めていく。

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