世界的名手へ!久保建英、CLラウンド16セカンドレグでエムバペ擁するPSG相手にビッグインパクトなるか
久保建英(写真:なかしまだいすけ/アフロ)
3月5日(日本時間3月6日)、CLラウンド16セカンドレグ「レアル・ソシエダ対パリ・サンジェルマン」の一戦が行われる。
前日会見に出席した久保は、「試合開始から死ぬ気で戦う」と闘志をにじませた。
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CLラウンド16ということもあるが、対戦相手がエムバペ擁するパリ・サンジェルマンなだけに、この試合で活躍すれば一気に世界的名手として認知される可能性がある。
ホームで3ヶ月以上勝てていないソシエダ
スペインでは強豪として知られているレアル・ソシエダだが、この数ヶ月は難しい時期を過ごしている。
特に有利であるはずのホーム戦で結果が出ていないのだ。
ホームで最後に勝利を収めたのは、2023年11月26日のラ・リーガ第14節であり、実に3ヶ月以上も勝てていないのだ。
CFの駒不足や怪我人続出、そして久保やトラオレが代表選手として長期間離脱するなど、戦力的に不安定な数ヶ月となった。
明日行われるCLラウンド16のセカンドレグでも、左WGのバレネチェアを怪我で欠く。
ソシエダはアウェーで行われたファーストレグを0-2で落としているため、最低でも90分で2点差を付ける必要がある。(2-0の場合は延長戦)
チーム状態を踏まえれば現実的にはかなり厳しいが、グループステージのインテル戦のような戦い方が再現できれば、圧倒できる可能性もあるだろう。
大きな注目を集める一戦で久保は活躍できるのか
リーグ戦でも上位に踏みとどまれず、コパ・デル・レイでもマジョルカに敗戦したソシエダは、もはやCLしか望みはない。
ここでパリ・サンジェルマンに逆転勝ちしCLラウンド8以上でも結果を残せば、「リーグやカップ戦では失敗したもののCLで台風の目となった」とシーズンを評価できるはずだ。
久保にとってもキャリアに影響を及ぼす重要な一戦となる。
すでに世界的名手の領域に片足を踏みこんでいる状態だが、ここでエムバペ擁するフランス王者相手にインパクトある活躍を見せれば、その知名度は一気に高まるだろう。
右WGとしてサラーやサカといった世界的名手と並ぶ存在となれる可能性もあるのだ。
3月2日のセビージャ戦は温存されており、コンディションはかなり良い状態となっている。
果たして久保はパリ・サンジェルマン戦でビッグインパクトを披露できるのか、そのプレーに注目だ。
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