500分間以上ノーゴールのソシエダを救ったのはやはり久保建英、古巣マジョルカからスーパーゴール!
久保建英(写真:なかしまだいすけ/アフロ)
2月18日(日本時間2月19日)、ラ・リーガ第25節「マジョルカ対レアル・ソシエダ」の一戦が行われ、1-2でレアル・ソシエダが勝利した。
日本代表MF久保建英が38分にドリブルから左足を振り抜き得点を奪い、公式戦500分間以上ノーゴールだったソシエダを救うゴールを決めた。
後半アディショナルタイムにミケル・メリーノが劇的な逆転弾を決め、ソシエダは21節以来の勝利を手にした。
久保は5試合連続無得点のソシエダを救う得点で救世主に
ラ・リーガや国王杯、CLを含む5試合で無得点となっていたソシエダは、得点を求めていた。
前半4分にマジョルカに先制されいきなり苦しい展開となったソシエダ。
12分、久保がエリア内でボールを持ち、中央のスビメンディへ素晴らしいパスを供給するも、スビメンディのシュートはGKにセーブされた。
「今日も得点できないのか」
アウェーでの試合ということもあり、そんな重苦しい空気が流れていた。
そんな重苦しい空気を変えたのは、ソシエダのエースに成長した久保だった。
38分、カウンターから久保がドリブルで持ち上がると、トップスピードのままエリア内に侵入し左足で強烈な弾丸シュートを放つ。
GKも右手で触れたが、シュートの威力の方が勝りボールはゴールに吸い込まれた。
普段のテクニカルなステップを駆使したドリブルシュートではなく、スピード溢れる直線的なドリブルからの強烈なシュートとなった。
前半アディショナルタイムにマジョルカのライージョが退場となり数的優位となったソシエダは、圧倒的にゲームを支配するもなかなか追加点が奪えない。
しかし、後半アディショナルタイムにミケル・メリーノが劇的なヘディングシュートを決めて勝利を手にした。
国王杯準決勝やCLと重要な試合が続くだけに非常に重要な得点に
久保、そしてミケル・メリーノの得点が持つ意味はとてつもなく大きい。
試合前まで474分間無得点であり、このマジョルカ戦の前半38分までを含めれば500分間以上無得点が続いていたからだ。
2月27日の国王杯準決勝セカンドレグのマジョルカ戦とCLラウンド16のパリ・サンジェルマン戦が行われる。
ソシエダにとって今季を占う重要な2試合となることから、その前に無得点の嫌な流れを変える必要があったわけだ。
そしてそれを久保建英が実現させた。
確実にチームの雰囲気はUPしており、今後の戦いに期待が持てる状態となった。
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