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ジョアン・ペドロ(写真:ロイター/アフロ)

トッテナムに4得点圧勝で上位に食らいつくブライトン、諦めぬ来季の欧州コンペティション

ジョアン・ペドロ(写真:ロイター/アフロ)
12月28日、プレミアリーグ第19節「ブライトン対トッテナム」の一戦が行われ、4-2でホームのブライトンが勝利した。

この勝利でブライトンは勝ち点を30に伸ばし8位に浮上している。

上位陣もなかなか勝ち点を伸ばせていないため、今後の戦績次第では、来季のCLやELといった欧州コンペティションの出場権も可能性がある。

ようやく戦術面での最適解に辿り着いたトッテナム戦

この日行われたトッテナム戦では、今季継続してきたリスクのあるビルドアップを若干控えめにして試合を進めた。

これまでであれば意地でも自陣から繋ごうとしていたが、リスクのあるケースではGKが前線にクリアをする場面も複数回あった。

基本はデ・ゼルビ監督の代名詞ともいえる低い位置からのビルドアップ戦術となるが、リスクマネージメントのレベルを上げたことによってバランスの良い戦い方ができるようになった。

トッテナムは非常に個々の能力が高く調子も良いため終盤は押し込まれたが、この戦い方ができれば上位陣からも勝ち点を奪うことができることだろう。

特にジョアン・ペドロは今季プレミアリーグ初挑戦ながら相手クラブから脅威となる存在となっている。

負傷者たちが続々復帰してくる1月以降はマークも分散されるためさらなる活躍が期待できるだろう。

1月の戦績次第では本気で欧州コンペティションが狙える

9月に負け試合が続き、10月、11月もEL以外ではなかなか勝ち点を稼げなかったブライトンだが、トッテナムに勝利したことで希望が見えてきている。

シーズンの半分の日程が終了し勝ち点30とそれほど結果は伴っていないが、上位陣も取りこぼしをしているため、思ったほど勝ち点差を付けられていない。

4位のマンチェスターシティとは勝ち点7差で、5位のトッテナムとは勝ち点6差となっている。

1月2日に行われる次節のウエストハム戦に勝利できれば、ウルヴァーハンプトン戦、ルートンタウン戦、クリスタルパレス戦と格下との試合が続く。

4連勝もしくは3勝1敗か3勝1分けといった結果が出せれば、シティやトッテナムに食らいつくことができるだろう。

三笘薫が怪我から復帰するタイミングやアジアカップへの参戦の有無といったものもブライトンにとっては重要となるはずだ。

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