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イ・ボミが涙の特別功労賞受賞「日本のすべてが好きでした」【JLPGAアワード受賞者の声】

『特別功労賞』を受賞したイ・ボミ(撮影:福田文平)

20日、都内ホテルで「JLPGAアワード2023」が開催された。今シーズン限りで日本ツアーを引退したイ・ボミ(韓国)が『特別功労賞』を受賞した。

ボミは2011年に国内ツアーへ本格参戦すると、これまで21勝を積み上げた。2015年から2年連続で年間女王、賞金ランキング1位、平均ストローク1位を達成するなど、トッププレーヤーとしてツアーを牽引。ツアーの発展に多大な貢献を果たしたとして、同賞が贈られた。

ボミの功績を称えるムービーが会場に流されると、ボミは感極まって涙。山下美夢有から花束を贈呈され、同郷の申ジエとハグをかわした。

ボミはメディア賞の『ベストコメント』部門でも、「プロゴルファー、イ・ボミは私と日本の皆様が一緒につくりあげました。人間イ・ボミは皆様とつくりあげたプロゴルファー、イ・ボミをこの先ずっと忘れません」という引退スピーチで受賞。2冠を達成した。

【イ・ボミ 受賞コメント】
「感動でした。本当に最後だと思うと、涙が出ちゃって…。(一番最初に思い浮かぶシーンは)21勝全部が私にとって大きい意味があって、ひとつ選ぶのは難しい。でも、賞金女王になったときはうれしかった。プレッシャーがなくなって幸せな時間でした。

(ファンへひとこと)こんなに意味が大きい賞をいただき、本当に光栄です。うれしいし、感謝します。22歳に日本にきて、試合数も多くて、練習の環境やコースがとっても素晴らしくて、すべてが好きでした。みなさんがたくさん応援してくださって成長して、いい選手になったと思います。この先どういう世界が待っているかわからないけれど、いい影響を与えられるゴルフ選手になりたいです」

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