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地元の佐藤大平がツアー初Vへ 今季初の最終日最終組に「やるからには狙いたい」

ヒゲもイカしてます。佐藤大平が地元での初優勝に挑む(写真は日本オープン)(撮影:米山聡明)

<マイナビABCチャンピオンシップ 3日目◇4日◇ABCゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7217ヤード・パー72>

初日を「65」で回り3位タイの好発進を決め、2日目も「67」で3位タイにつけたレギュラーツアー未勝利の30歳・佐藤大平が、3日目は6バーディ・1ボギーの「67」をマーク。トータル17アンダー・2位で初優勝に進んでいる。

「初日から今日までアイアンショットがよくて、今日はあんまりティショットでフェアウェイに行かなかったんですけど、そのぶんアイアンがカバーしてくれた」とティショットでフェアウェイを捉えたのは5回と少ないなか、好調なアイアンのおかげで3日間60台という安定感のあるゴルフを見せた。

「やるからには狙いたい」ともちろん目指すは“優勝”。今季はこれまでトップ5入りが3回と優勝が狙える位置にはいながら、なかなか手が届いていない。「今年優勝争いをする機会が多くて。最終日、優勝争いのなかで伸ばしきれないことがあったんですけど、明日はそういう経験を生かして、自分のプレーに徹しようかなと思います」と、悔いの残る苦い経験を糧に最終日へ挑む。

これまでの優勝争いのリベンジ戦ともなる1日は、今季初の最終日最終組。同組は今季2勝、現在賞金ランキング2位の中島啓太と、今季1勝している蟬川泰果の若手二人とラウンド。意識は「特にない」と涼しい顔。「自分がやるだけなので」と自身のゴルフをつらぬくと意気込む。地元兵庫県で輝かしいトロフィーをかがけたい。

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