久保建英が出場4分でアシスト、短時間の出場で疲れも少なくCLベンフィカ戦も期待大!
久保建英(写真:なかしまだいすけ/アフロ)
10月21日、ラ・リーガ第10節「レアル・ソシエダ対マジョルカ」の一戦が行われ、1-0でレアル・ソシエダが勝利した。
日本代表MF久保建英は時差と疲れの影響からベンチスタートとなったが、60分から途中出場すると4分後にブライス・メンデスのゴールをアシストした。
結局この得点が決勝点となり、久保は途中出場ながらMOMに選出された。
古巣相手にわずか4分でパーフェクトなアシスト
日本で行われた17日のチュニジア戦に出場した久保は、中3日ということもありこのマジョルカ戦ではベンチスタートとなった。
前半はポゼッションこそマジョルカより上回っていたもののチャンスの数では負けていたソシエダ。
バレネチェアと久保という左右のWGをベンチスタートとしたことで、なかなかチャンスを作れず前半は0-0で折り返した。
後半から左WGにバレネチェアを投入し徐々にリズムを取り戻してきたソシエダは、60分に久保を投入する。
24日に行われるCL第3節のベンフィカ戦に向けて温存したいところだったが、0-0の時間が続いたため早めに久保を投入した。
そしてこのアルグアシル監督の采配が見事に的中する。
途中出場から4分後の64分、右サイドでボールを持った久保が中にカットインしエリア内に素晴らしいクロスを入れる。
美しい軌道で放たれた左足のクロスは、ブライス・メンデスの頭にピタリと合い、ヘディングシュートはゴールネットを見事揺らした。
この得点で勢いに乗ったソシエダは、数分後にオヤルサバルが得点を奪うもこれはオフサイドとなりノーゴール判定となった。
その後も左のバレネチェアと右の久保が起点となりスムーズな攻撃を続けるソシエダ。
終盤にマジョルカに決定的なチャンスを作られるもこれをしのぎ、見事1-0で勝利を収めた。
これで2連敗を阻止し勝ち点を18に伸ばした。
久保やバレネチェア、ル・ノルマン、トラオレといった主力数名も出場時間を抑えられたため、CLのベンフィカ戦も良い試合が行えるはずだ。
特に久保は30分程度のプレー時間となったことで、良いコンディションで24日は臨めるだろう。
日本が誇る至宝のCL初得点も期待できそうだ。
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