タイガー&マキロイの新リーグに新たに4人が参加表明 アジア選手も誕生「ゴルフを知るすばらしい機会に」
2024年から開幕するタイガー・ウッズ(米国)とローリー・マキロイ(北アイルランド)の新リーグ『TGL』(テクノロジーセントリック・ゴルフ・リーグ)に、新たにトム・キム(韓国)、「ライダーカップ」欧州メンバーのトミー・フリートウッド、ティレル・ハットン(ともにイングランド)、シェーン・ローリー(アイルランド)の4人が新たに加わった。
タイガーとマキロイが発案したテクノロジーとゴルフの“コラボツアー”は、フットボールなどのスタジアムで開催。バーチャルコースに加え、ショートゲーム、パッティングは実際の会場で行われる。PGAツアー協賛のもと、月曜日の夜に3人一組の6チームがマッチプレーを戦う。
ここまでですでに参戦を表明しているのは、マキロイに加え、ジョン・ラーム(スペイン)、マット・フィッツパトリック(イングランド)、ジャスティン・ローズ(イングランド)、コリン・モリカワ(米国)、ジャスティン・ローズ(米国)、アダム・スコット(オーストラリア)、ザンダー・シャウフェレ(米国)、マックス・ホーマ(米国)、リッキー・ファウラー(米国)にビリー・ホーシェル(米国)。キムが参戦するとアジア勢初となる。
「TGLは若い世代や韓国のゴルフファンにとってゴルフを知るすばらしい機会になるとかたく信じている。アジア全般にもテクノロジーと戦いの融合は、僕の同世代の友人たちがもっとも興味を持っていること。そして僕がファンとしてみてきたトップ選手の仲間入りができることは、本当に夢がかなったこと」とキムはコメントを発表した。
初年度となる来年はレギュラーシーズンが15大会と、セミファイナル、ファイナルが開催される。これまで4チームが発表され、テニス界の女王、セリーナ・ウィリアムズ(米国)らがオーナーの『ロサンゼルス・ゴルフクラブ』、NFL(アメリカンフットボール)のアトランタ・ファルコンズオーナー、アーサー・M・ブランク氏の『ザ・アトランタTGCチーム』、フェンウェイスポーツグループの『TGLボストン』、そしてMLB(米大リーグ)、NYメッツオーナーで大富豪として知られるスティーブ・コーエン氏が持つ『チームNY』と、スポーツ界や財界のビッグネームが続々と参入している。(文・武川玲子=米国在住)
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