【卓球】ファスタークS-1の性能を徹底レビュー スピードと安定性が魅力の裏ソフトラバー
Nittakuのラバー『ファスタークS-1』はファスタークシリーズの1つである裏ソフトラバーです。『ファスタークP-1』にはどのような特徴や性能があり、どのような選手に適しているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
『ファスタークS-1』とは?
『ファスタークS-1』は、卓球用品の総合メーカー、「Nittaku(ニッタク)」が販売するドイツ製のテンション系の裏ソフトラバーです。“Fast(速さ)とArc(弧)を描くボール軌道”を開発コンセプトとしており、グリップ感覚に優れたゴム成分と粒形状で、抜群の威力を実現した「テンションスピードシート」と、ボールに更なる威力を生み出す「ソフトストロングスポンジ」から構成されています。
Nittaku社基準では、スポンジ厚さ「中」「厚」「特厚」が用意されており、硬度が「35.0」(ドイツ基準では「45.0」)となっています。
ファスタークシリーズはスピードドライブ重視のP1の他に、スピンドライブ重視であるG-1、バランスラリー重視のC-1、スピードスマッシュ重視のS-1の計4種類のラバーがあります。
『ファスタークS-1』の特徴
スピードドライブを特徴としてもつ『ファスタークS-1』ですが、その内容を詳しく見ていきましょう。
特徴➀:スピードが出る
『ファスタークS-1』の特徴1つ目は、スピードが出るということです。
『ファスタークS-1』は打球感が柔らかめで弧線が低く速いボールが打てるので、前陣でのドライブやミート打ち、スマッシュなどスピードが重要な技術がやりやすいです。
特徴②:安定性
『ファスタークS-1』の特徴2つ目は、安定性です。
『ファスタークS-1』に採用されている「テンションスピードシート」はファスタークシリーズ4種類の中では最も柔らかいので食い込みが良く、扱いやすいです。
威力自体は他のファスタークシリーズよりも劣りますが、グリップ力はしっかりあるのでドライブなどの技術のコントロールがしやすいです。
特徴③:軽い
『ファスタークS-1』の特徴3つ目は、ラバーが軽量であることです。
最近のテンション系ラバーは重量がとても重くなってきている傾向にありますが『ファスタークS-1』は特厚でも約45gと比較的軽めであることが特徴です。
片面に『ファスタークS-1』を貼って、もう片面を重めのラバーと組み合わせても相性がいいです。
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