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プロを諦めた2人がスポーツビジネスの世界で成す、セレッソ大阪の「駐車場革命」とは

長居でヨーロッパのような雰囲気を

—最後になりますが、このスポンサー締結でスポーツ観戦における利便性が上がると思います。お二人が思う理想のスタジアム像を教えてください。

赤堀:この前に研修のような形でドルトムントのスタジアム に行きました 。あそこは毎試合8万人が入るんです。ドイツではサッカーが文化になって、週末になると街の人がみんな来るので、そこが1つの理想です。今、うちのキンチョウスタジアムで同じことができるのかというと、西日が眩しかったり、雨に濡れたり…という点でどうしても足を運ぶことにリスクがある。今、改修プロジェクトを行っていて2020年完成の予定なのですが、そこでは屋根があったり、ピッチに距離が一番近かったり、という形になるので、ヨーロッパに近いような雰囲気を作ることもできるかなと思います。

—ちなみにですが、吹田スタジアムができたことへのライバル意識はありますか?

赤堀:個人的にはあります(笑)。ユースの時から大阪ダービーは負けられないというか、そういう気持ちがあったので、未だにガンバとやるときは思いますね。スタジアムもファンクラブ会員数も負けているので。

—金谷さんはいかがでしょうか?

金谷:僕は IT の会社をやっているので、スポーツとの組み合わせというのはすごく興味があるんです。まずは駐車がキャッシュレスというのが実現してきている中、いつも来て思うのは、キャッシュレスでできる環境をより広げてってもらいたいなと。あとはスタジアム のビジョンはもちろん、独自のスマホのアプリで試合中にもチャンスのシーンなどがリプレイで流れるみたいなものもあればなと。いずれにせよ、利便性が向上して訪れる人がまた来たい!と思えるようなものになってくれれば嬉しいなと思います。

赤堀翔平氏、金谷元気氏

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