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新スタジアム、海外進出、地域貢献…セレッソ大阪が企業に提供する価値とは

地域課題を共に解決するパートナーシップ

セレッソはパートナー企業と共に積極的に地域貢献に取り組んでいます。代表的な活動の一つとして、2018年より大阪市立図書館と実施している読書手帳の作成が挙げられます。この活動は、小学生が夏休みの期間中に一定数の本を読むと、抽選でステッカーやノートなどのセレッソグッズやホームゲーム招待券がプレゼントされるというものです。

元々この活動が始まった背景は、大阪市が小学生の読解力低下という課題を抱えていたことでしたが、2019年よりナカバヤシ株式会社、株式会社カスタマーリレーションテレマーケティング、東洋シール株式会社、株式会社ヘソプロダクションといったセレッソのパートナー企業4社が活動の趣旨に賛同し、協賛する運びとなりました。

企業として無視できない地域課題解決を、セレッソと共に進めていく。こういった「協業」もパートナーシップの魅力の一つです。また、昨今話題となっているSDGsの取組みについても、現在進行形で動いています。企業として向き合わなければいけないSDGsのゴール達成を、セレッソと共に目指していくという形です。


社長室 ホームタウングループ グループ長 長谷川 顕

「クラブのホームタウンである大阪市や堺市を中心とした地域の困りごとを、このヨドコウ桜スタジアムをはじめとするセレッソのアセットを起点に解決していこうと思います。そして、その趣旨にご賛同頂いたパートナー企業と共に、活動の量や質を高めていき、色々な人を巻き込みながら大きなムーブメントへと育てていく。

企業も看板を出します、名前を売ります、というような時代ではなくなってきているので、そういったクラブの地域貢献活動を共に支える形が新たな価値を生むのかなと思います。派手さはないですけど、共に地域課題解決に取り組むことが企業のイメージアップにも繋がり、ビジネス拡大に貢献できますから。」

地域との取り組みについてこう語るのは、長谷川顕 ホームタウン グループ長です。

ただ、長谷川氏は「セレッソは“売りもの”にしたいがために地域貢献をするわけではない」と強調します。「あくまでもプロサッカークラブが地域に果たす責任を全うする」と。

ビジネスに偏った地域貢献になるのではなく、あくまでその活動に共感する企業が現れれば、適切なパートナーシップを作っていく。地域に根差すプロサッカークラブとしてセレッソがどのような形でパートナー企業とともに地域貢献できるのか、ホームタウングループを中心に、クラブスタッフの間では日々議論が交わされています。

多くの魅力をこれからも伝えていく

セレッソがパートナーに提供できうる価値はこれだけにとどまりません。“100社あれば100通りのパートナーシップの形がある”、セレッソではこのことを強く意識し取り組んでいます。しかし、まだまだ伝えきれていない面が多いことは事実。

「パートナー企業はスタジアムに広告を出して終わりと認識されがちですが、そうではなくて、さまざまな権利がついています。広告を出して試合の招待券がついているだけではなくて、『こういう取り組みができます』ということは我々が主体的にパートナー企業へもっと伝えていかなければいけません。

ビジネスマッチングもしかり、キャンペーンの活用法の紹介もそう。社員の皆さんのES向上にも活用されていますよ、ということも。この点はもっとセレッソとしても意識してやっていかなければいけないですね」と猪原氏は話します。

セレッソがパートナー企業へ提供する価値の追求はこれからも続きます。

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