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音楽で古巣を支える。元グランパスユース・内田旭彦(クアイフ)【PR】

元チームメイトとして感じた、吉田麻也のすごさ

高校卒業後は大学に進学して、その後は就職も経験しました。大学4年の時には、グランパスの運営スタッフでアルバイト。担架の係をやったこともありました(笑)。その他にも、マルヤス工業サッカー部(現在はFCマルヤス岡崎)の練習に参加したり、グランパスの試合を観戦したり、サッカーと関わり続けていました。

麻也が代表デビューした試合は、今でも鮮明に覚えています。今では誰もが認めるキャプテンですが、当時は「大丈夫か……?」と思って観ていて。でも、徐々にステップアップしていく姿を見て、僕も負けていられないなと。刺激を受ける存在になっていきました。

彼が代表で活躍し続けられる理由の一つとして、人間性の部分も大きいのかなと思います。昔からとにかく人が良くて、先輩や後輩、同級生からも好かれるタイプ。チームメイトからもいじられまくりでした(笑)。

でも、いざ試合になると、誰よりも頼れる存在だったんです。そのギャップが人を惹きつけているのだと思います。

賞状を受け取る内田さん。一番右の選手が吉田麻也選手

クアイフは2012年に結成して、4年後に初めて、グランパスのオフィシャルサポートソングを担当しました。声をかけていただいた時は嬉しかったですが、それと同時に「音楽で見返してやりたい」という気持ちもありました。

それからは、グランパスの試合をゴール裏でも見るようになりました。熱いサポーターの方々と関わる中で、「こういう気持ちで応援しているんだ」という気づきもあって。

チームが負けた時に、ゴール裏のサポーターの中には「もっとこうすれば、勝てたのではないか」と考える人もたくさんいます。それは選手も同じで、試合後に足りなかった部分を反省しています。悔しい気持ちは、選手もサポーターも変わらないのだと感じました。

ありがたいことに、2021年もオフィシャルサポートターソングを歌わせていただくことになりました。これで6年連続になりますが、どのような曲にするのかは毎年悩みますね。

グランパスは、クアイフが初めてオフィシャルサポートソングを歌った2016年に、初めてのJ2降格を経験しました。その後は1年でJ1に復帰して、2020年は3位。9年ぶりにACLの出場権を掴み取りました。そういったストーリーを共有している僕たちだからこそ、歌える歌があると思っています。

恩師の言葉がグランパスとリンクした

一番印象に残っている試合は、ストイコビッチの引退前のホーム最終戦です。サンフレッチェ広島を相手に、延長戦の末、3-2で勝利。最後はストイコビッチがPKを決めて、(※)Vゴールで終了しました。今でも鮮明に覚えていますし、当時はジュニアユースで同じ10番だったので、自分もこんな選手になるのだと思っていました(笑)。

*※*延長戦の間に一方のチームが得点した時点で、試合が終了する方式。2000年代前半に採用されていた。

選手としては、高円宮杯の東海大会、清水エスパルス戦。中学最後の大会でした。僕は3バックの左で、右が麻也、真ん中は森本良(横浜FCなどでプレー。現在はVONDS市原所属)。他の2人が凄すぎて、肩身が狭かったです(笑)。

マッチアップしたのは、長沢駿(大分トリニータ所属)でした。僕は身長が低かったですが、彼は当時から高くて(現在は192cm)。結果は負けてしまったものの、個人的には彼をかなり抑えられました。自信がついた試合でしたね。

試合後は、最後のロッカールームでみんなが泣いてました。その中で、コーチに言われたのが「誇りを持て」という言葉。僕は今でもくじけそうな時は、よくこの言葉を思い出しています。

コーチは、怒ると結構怖い方なんですけどね(笑)。でも、本気で言っているからこそ、受け止められたんだと思います。同級生の福島新太(2020シーズンをもって引退)には「お前は必ず成功する」と言っていて、その言葉は今でも印象に残っています。結果的に彼はユースを経て、トップチームに昇格しました。

グランパスのサポーターは、選手入場前に「ANTHEM OF NAGOYA」を歌います。その中に「名古屋の誇り」という言葉があって、サポーターが誇りを持って応援しているのが伝わってきます。それを聴くと、コーチの「誇りを持て」という言葉とリンクして、今でも背筋が伸びるような感覚になりますね。

僕はいまだに、グランパスというチームに憧れているのだと思います。だからこそ、少しでも近くで、自分にできることで力になりたい。

青木亮太選手(2014〜2020年に在籍。現在は北海道コンサドーレ札幌所属)のように、グランパスで長年プレーしていた選手がいなくなるのは寂しいですよね。でも、サッカー選手である以上、移籍はつきもの。選手が入れ替わっても、グランパスは続いていきます。変わらない思いを音楽に閉じ込めて、皆さんの前で表現し続けていきたいです。

トップ写真提供:本人
文内写真提供:名古屋グランパス

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