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【アジアカップ|試合後コメント】接戦を制し、準決勝へ進出を果たした日本代表。木暮賢一郎監督は選手を称賛。「チームは優勝するに値する成長曲線を描いている」

4日、日本代表はクウェートで行われているAFCフットサルアジアカップの準々決勝を戦い、インドネシア代表に3-2で勝利。準決勝進出を果たした。

試合はスコアレスで迎えた第2ピリオド開始直後に失点。しかし33分に金澤空、水谷颯真の連続ゴールが生まれて逆転すると、勢いを取り戻した日本が3-2で勝利した。

ゴールに絡んだのは、それまでミスが続いてしまった選手。それでも木暮賢一郎監督は、選手を信頼して起用し続けたことで、彼らはその期待に応えるようにして結果を残してみせた。指揮官は、若い選手の戦いぶりやチームとしての一体感をどのように感じているのか。

新しいメンバーになってよくやってくれている

──インドネシア戦もかなり難しい試合になりましたが。

アジアカップのベスト8に簡単な試合はないと思っています。終わってみてスコアが開くということは経験上もありますが、基本的にはどのゲームもタフになるのは間違いありません。点がなかなか取れないなかで先に取られるという、サウジアラビア戦にも似たような苦しい状況で、若い選手たちを含めてピッチ上で成長した姿を示してくれたのかなと。チームは優勝するに値する成長曲線を描いていますし、試合を追うごとにタフに、団結していっています。

──水谷颯真選手の不用意なパスミスから失点しました。精神的なダメージがあってもおかしくないなかで、その後も使い続けました。

そういったことも想定した上でメンバー選考して、ここに連れて来ているので。あのミスがあったからどうこうというのはないですし、全選手を信頼していて、全選手にタスクがあります。

──金澤空選手もドリブルで何度かボールを失う場面がありました。ただ、ミスをした選手が結果的にゴールを決めて勝利に貢献したのは、どんな意味を持っていますか?

本人たちにも伝えていますけど、最初から完璧にプレーできる選手はいません。堂々と戦っている吉川智貴にしても、若い頃からそうだったわけではない。

昨日も話しましたが、物事にはプロセスがあります。プロセスを見ずに、結果だけを見たり、結果から物事をとらえたりされることも多いですが、我々としては結果も見ていますが、プロセスが日本フットサルには必要ということで仕事をしています。この10年以上メンバーが変わっていなかった中で、今は新しいメンバーになって、よくやってくれている。

カメラには映ってないかもしれませんが、バナナ(クレパウジ・ヴィニシウス)、(内村)俊太、黒本(ギレルメ)といった経験のある選手たちは、ベンチにいる時も若い選手たちに声をかけてくれています。全員がピッチの中だけでなく、支え合ってくれている。そういったものの結果として、若い選手たちがゴールを奪ってくれたのかなと感じます。

──ファーストセットの出場時間が長いかなと思うのですが、疲労に関してはいかがでしょうか。

今日に関してはプレータイムはまだ見れていないのですが、ベトナム戦に関しては最も長く出ている選手でも20分ぐらいだったはずです。もちろん、最後のパワープレーをされた場面については、Fリーグのチャンピオンチームで、最もパワープレーを受ける回数が多い名古屋オーシャンズの選手たちを出したという背景もあります。

3セットで2分ぐらいで回していくやり方がスタンダードだと思う方からすると、別の見え方はするかもしれません。ただ、バラツキはあるので、そこは整える必要はあるかなと思っています。

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