先制点を奪われて迎えた第2ピリオド。嫌な流れを打ち破ってくれたのは、またも日本の主将・オリベイラ・アルトゥールだった。23分に敵陣でキックインを得ると、中央でボールを受けたアルトゥールはコントロール・オリエンタードで相手選手をかわし、鋭く正確なミドルシュートをゴール左下に突き刺してみせた。
今大会、何度もチームを救ってきた男が激闘の準決勝と自身のゴールシーンを振り返った。
今大会で簡単な試合は1つもない
──ウズベキスタンに勝って決勝進出となりました。
最高の気持ちです。
──アルトゥール選手がセットプレーから同点ゴールを決めました。
（吉川）智貴や他の選手ともコミュニケーションをとって、今日の試合でも相手の守備を見ながら何をしようか考えています。それが決まってうれしいです。智貴がパスを出してくれて、ダイレクトで打つのではなく、コントロールをしたほうがよいなと思いました。良いコースに飛んでくれました。
／
日本のキャプテン・アルトゥール！！！
＼GKも反応が遅れる鋭いミドル弾
🏆AFCフットサルアジアカップ2022
🆚ウズベキスタン×日本
📅10/6(木)
📺DAZNで配信#ACFutsal2022 pic.twitter.com/kScrOJiIRv— DAZN Japan (@DAZN_JPN) October 6, 2022
──チームは自信をつけている？
今大会で簡単な試合は1つもありませんでした。それが成長につながっていると思います。
──決勝戦に向けては、どのように臨みますか。
イランもタイも、どちらも強いチームです。どちらが決勝に来たとしても、優勝することだけを考えています。良い試合ができれば、優勝できる可能性も上がります （※その後、イランとの対戦が決定）。
──これまでクラブレベルでイランのチームと戦ったことはありますか？
シュライカー大阪にいた時にアジアクラブ選手権に出場して、グループリーグでイランのクラブと一緒になりました。ただ、その時はすでにグループリーグ突破を決めていたことや、コンディションが万全ではなかったことで出場しませんでした。だから個人的には初めてになります。
──もしもイランと戦うことになったらアジアで最強レベルのピヴォがいますが。
僕たちはブラジルのフェラオやピトと戦っています。今日と同じ気持ちで戦えば、チャンスはあるはずです。
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