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【代表戦後コメント】ブラジル相手に果敢に戦い、可能性を示した水谷颯真。「“やれたな”という感覚もありましたけど、正直まだまだ」

9月18日、愛知県・スカイホール豊田で日本代表vsブラジル代表の国際親善試合が行われ、日本は1-5で敗戦した。

水谷颯真は今回の代表活動が木暮ジャパンでの初招集にも関わらず、ブラジルとの第2戦では先発で出場するなど、重要な局面で起用されていることが多い。その期待に応えるかのようにこの試合では、ミドルシュートやチャンスメイクで相手ゴールに迫る機会を何度も演出し、秘めたポテンシャルを発揮してみせた。

そして、これからAFCフットサルアジアカップに臨む水谷は、代表選手としては初だが2019年に名古屋オーシャンズの選手として戦ったAFCフットサルクラブ選手権で優勝を経験している。“アジアを知る一人”として、これからの戦いで何を見据えているのかを聞いた。

取材・編集=舞野隼大

自分の持てるものを全て出し切りたい

──ブラジルとの2試合で得たものは?

日本の感覚でやっていると一発でやられてしまうと実感しました。日本だとマークが緩くなってしまうところがありますが、彼らはそういうところを見逃してはくれません。もっと突き詰めていかないといけないです。

──ゴールまであと少しという悔しい思いをした反面、そこまで持ち込めたとポジティブに捉えられる側面もあるのでは?

1試合目は崩してシュートを打つ場面が少なくて、遠目から打つことが多かったのですが、2戦目はそこは改善されたと思っています。

ブラジルの選手が引いてハーフから守っていたのですが、世界レベルの相手にそうやって守られると難しい部分があります。引いているなら遠目から打たなければいけなかったですし、ゴールへ迫れたことは良かったと思います。

──高い位置でスライディングからボールを刈り取って、決定機につなげた場面もありました。試合で感じた手応えはいかがですか?

「やれたな」という感覚もありましたけど、正直まだまだですね。日本では大まかな感じで良くても、ブラジルは一つひとつきちっとやっていかないとすぐに点を取られてしまうと感じました。

──アジアカップのメンバー入りを果たしました。8年ぶりのアジア王者へ向けて、意気込みをお願いします。

ブラジル戦とはまた違った難しい試合になると思います。もっとチーム一丸となって戦わなければいけないと思いましたし、個人としては初めて日の丸を背負って戦うので、自分の持てるものを全て出し切りたいです。

──代表選手としては初めてですが、2019年に名古屋オーシャンズの選手としてAFCフットサルクラブ選手権で優勝を経験しています。

他のチームの選手よりかは、経験を伝えられるところがあれば伝えたいです。でも、みんな上手な選手ですし、そういうところは特に心配せずに自分が常にいいパフォーマンスを出せるかどうかにフォカースしたいです。

──あれから3年が経っていますが、自分のなかでの変化は何か感じていますか?

あの時の経験が今でも生きていると感じています。あの時は若くてオーシャンズの皆さんについていくのがやっとでしたけど、自信をつけさせてもらった大会でした。

──今日はファーストセットでの出場でしたが、今度は自分が引っ張っていくようなイメージですか?

引っ張っていかなくても皆さん代表選手なので大丈夫だと思います(笑)。自分は正直声をかけて先頭に立つタイプじゃないので、少しでもプレーでチームを盛り上げていきたいです。その方が自分的には向いてると思います。

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