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日本を破ったスペインと、アルゼンチン、イランがラウンド16進出!|セルビア9番のアウトループ動画&解説|W杯6日目

9月17日、FIFAフットサルワールドカップ2021の6日目、この日は、前回王者のアルゼンチン、日本を破ったスペイン、そしてイランといった強豪国が順当にノックアウトステージ進出を決めた。

日本が属するグループEは、日本に勝ったスペインが2勝でラウンド16進出を確定。1勝1敗の日本とパラグアイが最終戦でグループ2位を争う。アンゴラはわずかに3位の可能性が残っているが、最終戦の相手がグループ首位のスペインであることから厳しい状況に追い込まれた。

グループFは、アルゼンチンとイランが2勝で順当にグループステージを突破。アルゼンチンとイランを相手に善戦を演じたセルビアは、グループ最終戦のアメリカ戦で大量得点を取って3位でのグループ突破を目指したいところ。

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■グループF アルゼンチンvsセルビア|試合ハイライト(引用:J SPORTS)

この試合はヨーロッパの強豪セルビアが、前回王者のアルゼンチンに善戦した試合となった。先制したのはセルビアだったが、その後に退場者を出してしまい、数的優位を活かしたアルゼンチンが同点に追いつく。そんな状況の中生まれたのがこのゴールだ。

美しい放物線。ゴレイロの動きを読んだ完璧なループシュート!

「ゴラッソ!」

この言葉が思わず出てしまうようなゴールだった。

第1ピリオド10分、セルビアの3対1のカウンターの場面で、中央から左を駆け上がった9番のラザレビッチへパスが通る。これに対し、アルゼンチンのゴレイロがシュートブロックをしようと前に出てきて体勢を低くしたところを、左足のアウトサイドでチョンと浮かせたループシュート。ボールはゴレイロの頭上を抜けてゴールに吸い込まれた。

ゴレイロがシュートコースを消すために前に飛び出してくることが頻繁にあるフットサルにおいて、ループシュートというのはゴールを決める上でとても有効な手段である。
しかし、タイミング、ボールを浮かす高さ、シュートコース、ゴレイロとの距離感が求められる難易度が高いシュートである。

そのすべてがそろったゴールだった。

言葉の表現が悪いのは承知の上で言うが、「憎たらしいゴールだ」。ただでさえ難しいループシュートを、さらに難易度が高いアウトサイドで決めてしまうのはさすがだ。技術が高くなければこのシュートは打てない。

もちろん豪快なシュートも良いが、こういった華麗で美しいゴールもまた良い。人々を魅了するゴールが今後の試合でもたくさん出ることを期待したい。

試合の結果は以下のとおり。

9月17日|大会6日目の結果

[グループE]
スペイン 4-2 日本
アンゴラ 1-4 パラグアイ

[グループF]
アルゼンチン 4-2 セルビア
イラン 4-2 アメリカ

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