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湘南ベルマーレが6選手の規律違反を発表し内村俊太は1年間の謹慎処分。代表取締役兼CEOの古川剛士氏が謝罪声明。

湘南ベルマーレは27日、クラブの規律に反する行為があったとして所属選手6名への処分を発表。翌28日に代表取締役兼CEOの古川剛士氏が謝罪声明を出した。

緊急事態宣言下で深夜に及ぶ集団での飲酒を伴う会食が発覚

処分を受けたのは内村俊太、浦上浩生、上原拓也、高橋広大、籔内涼也、S.B.F.C. LONDRINA所属の山﨑歩夢。キャプテンの上原、副キャプテンの高橋、籔内、山﨑の4人に関する処分は「厳重注意」に留まった。

しかし内村に関しては度重なるクラブ規律違反により1年の、副キャプテンの浦上は重ねてのクラブ規律違反により2カ月の謹慎処分に。

27日の時点では規律違反が何のかは明かされていないながらも重すぎる処遇に驚きと落胆の声が挙がった。

そして翌日の28日に古川氏が「緊急事態宣言下で世の中の皆様が不自由な生活をしている中、処分を発表した弊クラブ所属選手6名による深夜に及ぶ集団での飲酒を伴う会食が行われていたことが発覚し、また、さらに人を集めようとする行為があったことも判明いたしました」と事情を明かした。

謹慎処分を受けた浦上については「クラブ在籍年数や年齢的にもクラブを引っ張っていく立場でありながら、今回の事態を先導し、将来ある若い選手を巻き込んでしまったこと、そして過去にも規律違反行為があった」として2カ月の処分を科すことを発表。

そして1年というかなり重い処分を受けた内村は2014年に神奈川県青少年保護育成条例違反のため逮捕され、クラブから契約解除、リーグの選手登録を抹消された過去があった。しかしその後更生し2017年にFリーグのピッチに戻りクラブを代表する選手の一人になった。

しかし「今回の事態を先導したこと、そして手本にならなければいけない立場でありながら若い選手を巻き込んでしまったこと、この事態を重く受け止め、クラブ役員で議論した結果、1年間の謹慎処分を科すこととなりました」と古川氏は今回の決断の理由を明かした。

最近ではサッカーの浦和レッズで柏木陽介が新型コロナウイルスの影響で厳戒態勢中だった沖縄でのキャンプ中に禁止されていた外食をしたことでチームを退団。FC岐阜へ移籍していた。柏木は新天地でプレーすることができているが、今年で30歳になる内村に関しては1年間フットサルをできず、復帰後のことを考えても選手としてはこれ以上ない重い処罰になった。

湘南は2月27日から3月31日にかけてクラウドファンディングを行なっている。1カ月が過ぎた現在、目標金額の140%を達成し支援総額は700万円以上に。ネクストゴールを2000万円と大きく設定しクラブとサポーターがさらに一体となっている中で今回の一件が起きた。

クラブは「クラウドファンディング、来季ユニフォームの返金等に関しましても誠実に対応して参ります」とサポーター一人ひとりと向き合う姿勢を示している。

クラブからのリリースは以下のとおり

弊クラブ所属選手6名への処分について

弊社代表 古川剛士より弊クラブ所属選手6名の処分に関するご報告

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