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【プレーオフ準決勝 第2戦/大分vsすみだ】2-0で勝利も合計スコアで“あと1点”届かず。「選手は自分が思い描いていたプレーオフの戦いをしてくれた」(すみだ 須賀雄大監督)

1月19日(日)、Fリーグ2019/2020 ディビジョン1 プレーオフ準決勝 第2戦が行われ、フウガドールすみだはバサジィ大分に2-0で勝利。しかし、前日の第1戦を1-3で落としていたため、合計スコア3-3。リーグ戦順位は大分のため、すみだにとって初のプレーオフ決勝進出に“あと1点”届かなかった。

ガリンシャの存在が、今日の2-0につながっている

須賀雄大監督(フウガドールすみだ)

──今日の試合を振り返って。

昨日とは全く違ったゲームを見せられたと思います。自分が思い描いていたプレーオフの戦いを、実際に選手が体現してくれました。足りないところがあったので進めなかったのですが、今シーズンの選手は、本当に頭が良くて、忠誠心があり、チームのために何をすべきかを熟知している集まりです。ただ相手に当たってくだけるという入りだけではなく、ときにはアクセルを緩めたり、(割り切って前線にボールを)飛ばすぞとか、熱い戦いのなかでも冷静なチョイスができます。そういう駆け引きをしながら、よくやってくれました。結果は悔しいですが、選手が本当に素晴らしい。心より彼らを尊敬したいと思います。

──ガリンシャ選手は特別な想いで試合に臨んでいたと思いますが、ビックチャンスで不発だったことも痛かったと思います。シーズンを通してチームを救ってきた彼に対しての想いはありますか?

ガリンシャは、チームの全員が認める人格者です。日本にやってきたときから一生懸命チームのことを理解して溶け込もうとして、自分から心を開いてくれました。そういった彼の人間性があったので、すぐに馴染みました。チームのコンセプトである切り替えゼロ秒や高いインテンシティは、なかなか経験がなかったということで(昨シーズンの加入初年度は)苦しんでいました。ただ、新シーズンに入って、4月に彼と練習したときに、これはすごいことになるんじゃないかというくらい、日本を理解して、すみだを理解してくれていました。実際に、彼が挙げているゴールには、パターンがあることだけではなく、プレッシングからボールハントもできますし、システム攻撃からも自分で決めることもできる、セットプレーでも脅威になれる、様々なバリエーションでゴールを奪える選手だからこそ、ランク上位に名を連ねたんだと思います。そこに大きな努力がなければ、それはできなかったと思っています。

たしかに今日、このプレーオフ準決勝の舞台で、第2戦でゴールという結果は彼自身が臨んでいたと思いますし、今も悔しさでいっぱいで、口も聞けないくらい悔しがっていました。でも僕自身は、彼は本当に素晴らしいプレーをしていたと思っていますし、今日もショートカウンターで何本もチャンスを作って、相手の脅威になっていました。もちろん、ゴールという目に見える結果は素晴らしいですが、彼がいることで、たとえば(相手からするとガリンシャがケアしている)守備のライン間で受けるのも怖かったと思うし、彼へのピヴォ当てが制限されたときの(サイドに沿って縦に出すような)パラレラが効いてきたし、ある意味で、存在だけで相手の戦術を変更させるような選手になったと思います。目に見える結果が出せなかったから彼への評価がどうこうではなく、彼がいることで、今日の2-0の結果につながったと思っています。

諸江剣語(フウガドールすみだ)

──今日の試合を振り返って。

非常に悔しいです。ただ今出せる力出せたと思います。このプレーオフ争い、昨日、今日と、試合を経験して、間違いなく僕たひちは成長できたと思います。本当にくっやしいですが、sこし休んで、選手権でリベンジできるようにまた準備したいと思います。

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