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大谷翔平の色褪せない衝撃。日本で放った“160メートル弾”に米メディアが再脚光「この時から地球最強の可能性を見せていた」

オランダ代表を相手に驚異的な力を見せつけた大谷。そのパワーがふたたび話題となっている。(C)Getty Images
偉才が日本で放った目を見張るような“特大のヒット”に、ふたたびスポットライトを当てられている。

脚光を浴びているのは、2016年11月に東京ドームで行なわれた日本代表の強化を目的としたオランダ代表との一戦で、大谷翔平が放った一打だ。
【動画】海外メディアも驚嘆! 6年前に大谷翔平が放った天井弾をチェック

公式球がピンポン球のように軽々と宙に舞った。当時日本ハムに在籍していた大谷は、6点を追う7回に代打で登場。カウント2—0からの3球目に相手右腕ウェンデル・フロラヌスが投じた内角高めへの4シームをフルスイング。打った瞬間に誰もが本塁打を確信した完璧な当たりで弾き出された打球は、外野にある天井の切れ目に吸い込まれた。

誰もが息をのんだ打球だった。試合後に「飛距離は十分かなと思っていた」と話した大谷は、ダイヤモンドを一周したものの、東京ドームの特別ルールによって記録は本塁打ではなく二塁打に。だが、推定飛距離160メートルという神懸かった一撃が呼び水となって日本代表は同点に成功。球場は大いに沸き立った。

その約5年後に大谷は世界的なアスリートとなる。2021年シーズンには、MLBで一大フィーバーを巻き起こし、アメリカン・リーグのMVPを満票で受賞。球界の誰もが認めるスターとなった。
そんな二刀流戦士が日本時代に見せつけていた異能の片鱗をクローズアップしたのは、大谷が所属するエンジェルスの専門メディア『Halo Hangout』だ。

MLBのロックアウト下でも、こよなく愛するエンジェルスのあらゆる情報を発信し続けている同メディアは、当時21歳だった大谷が放った驚異的な当たりについて「この時から地球上で最強の選手になる可能性は見せていた」と強調し、こう続けた。

「誰もが認めるパワーを持つショウヘイ・オオタニの力強さは、MLBでプレーする前から健在だった。彼はオランダを相手に“ショウタイム”を披露していたのだ。彼は驚くべきことにドーム球場の天井に打球を打ち込んだ。大げさではなくその打球は、球場の屋根を突き破ろうとする勢いがあった。彼はエンジェルスと契約する前からオオタニは支配的なパワーヒッターだったのである」

今や多士済々のMLB史に名を残すスーパースターと化した大谷。そんなカリスマが6年前に放っていた驚くべき一打は、時が過ぎても色褪せることはない。

構成●THE DIGEST編集部

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