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前田大然とセルティック指揮官の師弟関係に英専門メディアが注目!「過小評価できない」とする多才ぶりとは?

昨季は得点王、Jリーグベストイレブンの称号を手にした前田。はたして新天地ではどのような活躍が見られるのか。(C)THE DIGEST
自身を成長させてくれた指揮官のもとで、再びゴール量産なるか。

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新たにスコットランドの名門セルティックの一員となった前田大然。すでにクラブでの練習風景なども伝えられており、日本人ファンの間でも新天地でのデビューへの期待は高まるばかりだ。

もちろん、横浜時代に同クラブを率いるアンジェ・ポステコグルー監督の下でプレー経験のある前田には、より一層の地元メディアから熱視線が送られているようだ。

スコットランド国内でセルティックの情報を発信している『67HAILHAIL』では、セルティック所属となった前田が抱く同監督へのコメントや、今後への見通しなどがまとめられている。

同メディアは、同じく新加入となった旗手玲央、井手口陽介の存在も挙げ、「このエキサイティングなトリプルディールは、月曜の夜に行なわれるハイバーニアン戦へ向け、ファンの興奮度をさらに高めている」と指摘。さらに「マエダはすでに新しいボスの下でプレーした経験がある」とし、横浜Fマリノス時代の指定関係に触れている。
また、前田本人によるコメントとして「監督のスタイルをよく知っているからこそ、セルティックへの移籍は簡単に決められた」と紹介。そのうえで「トレーニングはマリノスでやっていたものとかなり似ており、プレーもそれに近いものになると思う」とも明かしたという。

一昨年より横浜Fマリノスに所属し、ストライカーとしての才能を開花させると、2021年シーズンの得点王に輝いた前田。ポステコグルー監督の下でプレーしたことが躍進のきっかけとなったのは、言うまでもないだろう。

同メディアも「アンジェはサッカークラブの誰よりもマエダの長所を知っているはずだ」と続け、指揮官の起用法について言及。加えて、前田のポジションに関心を示し、「アンジェがすぐに明かしてくれると期待したいが、マエダの多才ぶりを過小評価することはできないだろう」とも評している。

記事内では他にも「マエダは、スコットランドサッカーへの適応がより容易になるはずだ。トレーニングの強度や内容に関しても、彼は自分が踏み込むべき道を知っている」と、再び師弟関係を結ぶのはメリットであると強調した。

活躍への大きな予感に包まれる若き日本人ストライカー。その新たな戦いに注目していきたい。

構成●THE DIGEST編集部

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