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最高の一瞬『乾貴士_シャッターが止まらなかった(高校サッカー)』

UPDATE 2021/12/26

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第84回全国高校サッカー選手権(2005年度)の、野洲高校の優勝は衝撃的でした。

素早いドリブル、狭いエリアでのパス回しやワンタッチパス、ヒールキック、ノールックパスなどを使って、次々と相手をかわしていく姿は、見ていて気持ちが良いプレーの連続でした。

それまでの高校サッカーでは見られなかった、このようなテクニックを繰り出すプレーがあると、私は次に何か起こるのではと感じて、シャッターを押す人差し指が止まらなくなります。

写真は国立競技場で行われた野洲対鹿児島実業の決勝戦(2006年1月9日)で、野洲のミッドフィルダー乾貴士選手のドリブルシーンです。当時2年生だった乾選手は、卓越したテクニックで鹿児島実業の選手たちをかわし、その姿は圧巻でした。

乾選手は高校卒業後、横浜F・マリノスに加入。その後セレッソ大阪に移籍した際、テクニック取材をさせてもらったことがあります。取材前には「そんなに足ワザはないですよ」と言っていたのですが、撮影を始めると正確なボールタッチで、素晴らしいテクニックの数々を撮影できました。

その後はドイツ、スペインのクラブで活躍し、今年セレッソ大阪に復帰しました。今後も注目して見ていきたい選手の一人です。

▼高橋 学(たかはし・まなぶ)

1975年、福島県福島市生まれ。東京ビジュアルアーツ写真学科でスポーツフォトを専攻。1996年より(有)ジャパンスポーツで実績を重ねてフリーランスに。現在はサッカー、フットサル、陸上、フィギュアスケートなど様々なスポーツを取材している。

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