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「実力を証明する契約を求めた」筒香嘉智のパイレーツ残留の舞台裏を米地元紙が紹介!「かなりの対話を重ねていた」

今季終盤にパイレーツで本領を発揮した筒香。やはり地元メディアの期待も大きいようだ。(C)Getty Images
来季残留が決定的となり、はやくも熱視線が注がれている。

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現地時間11月24日、ピッツバーグ・パイレーツからフリーエージェント(FA)となっていた筒香嘉智が、1年400万ドル(約4億6000万円)で再契約に合流したと複数の米メディアが報道。正式発表は身体検査を経てから、近日中に行なわれる見込みだという。

メジャー2年目を迎えた今季は、タンパベイ・レイズとロサンゼルス・ドジャースで不振に苦しんだ筒香。しかし、8月から加わったパイレーツでは出場わずか43試合ながら、打率.268、8本塁打、25打点、OPS.883をマークし、本来の姿を取り戻してみせた。

今回の報道にはパイレーツの地元メディア『DK Pittsburgh Sports』も「ツツゴウが単年契約でパイレーツ復帰」と反応。先週の時点で「ツツゴウが1年契約に興味を持っている」と報告していたアレックス・スタンフ氏が、残留の舞台裏を伝えた。

まず、記事は筒香について「2021年シーズン終盤の数か月におけるハイライトのひとつだった」と絶賛。そして今回の再契約については、「ツツゴウは自分の実力を証明するような契約を求めていた」と言及し、「もし新天地での成功を再現できれば、来年はより大きな契約が得られるかもしれない」と期待を寄せた。

さらに今冬にパイレーツが獲得する可能性のあったFA選手の中でも「可能性が高かったのがこの契約だった」とした同氏は、「両者は10月からのオフシーズン中に“かなりの”対話を重ねていた」と契約までの経緯を分析。「パイレーツはプロ野球でトップクラスのスラッガーだった頃からツツゴウを気に入っていた」とレポートした。。

今季のナショナル・リーグ中地区で最下位に沈んだパイレーツ。はたして来季、チーム再建の一翼として筒香はどのようなパフォーマンスを見せられるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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