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「めちゃくちゃよかった」 深いラフからの転がしで渋野日向子が選んだのは54度のウェッジ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 西村優菜 -15 2 淺井咲希 -12 3 野澤真央 -9 原英莉花 -9 古江彩佳 -9 6 柏原明日架 -8 大里桃子 -8 8 渡邉彩香 -6 鈴木愛 -6 黄アルム -6 順位の続きを見る

渋野日向子、トップ10入りは果たしたが…

渋野日向子、トップ10入りは果たしたが…(撮影:鈴木祥)

<ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 最終日◇26日◇利府ゴルフ倶楽部(宮城県)◇6591ヤード・パー72>

2日目を終えて首位と7打差の5位タイにつけていた渋野日向子。最終日は「今より順位を落とさないこと」として臨んだが、3バーディ・3ボギーの「72」と伸ばせず、8位タイで終戦。2週連続トップ10入りとはなったが、「悔しいの一言しかない」として宮城の地を後にした。

大空に羽ばたきそうなシブコ【写真】

前半は1番パー4で1メートル、8番パー5で80センチのバーディパットを沈めて折り返したが、4番の2.5メートルをはじめ、ほかにも5メートル以内のバーディパットは5回打った。ショットでバーディチャンスを作るも、わずかの差でボールがカップに沈まないホールが続いていた。

後半に入っても12番まで6メートル前後のバーディトライをしていたが、いずれもカップの横をすり抜けた。そして迎えた13番パー4。予選ラウンドと違ってティイングエリアの左寄りにティアップすると、右に打ち出したボールが左に戻ってこない。右サイドの崖下、ラテラルウオーターハザード手前の側溝に落ちた。ペナルティは免れたが、ドロップしたボールは超ツマ先下がりのラフ。「空振り寸前」という2打目は10ヤードほどしか飛ばないチョロで、再び側溝へ。3打目も同様のツマ先下がりだったが、グリーン手前のバンカーまで運んだ。続く4打目は1メートルに寄せてボギー。ここで連続ボギーなし記録が自己最高の70で止まったが、「ボギーはしょうがない。なんならボギーで上がれてよかったくらい」と気落ちすることはなかった。

続く14番パー5。前日までよりティイングエリアが29ヤード前に出された。2打目を残り200ヤード付近のフェアウェイまで運んだが、「フェースの当たるところにボールにどろんこがついていて、右に飛ぶと想定して打ちました」というボールは、予想と反対の左に飛んだ。ガードバンカーよりも左のラフからの3打目は、40ヤードほどの距離。「打ち切れず、取りきれず」のバー。不運もありバーディを逃したことで「ちょっとダメージきちゃって…。そこからちょっとずつ、なかなかかみ合わなくなった」。流れが悪くなって15、16で連続ボギー。18番では4メートルのバーディパットを沈めて、一矢報いる形でトップ10以内を死守した。

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